吉村ゼミでは、普段何気なく使っている日本語の語彙と表現について、とことん調べて、そこに隠された秘密を明らかにしていきます。
　このゼミでは、具体的な言語事実を集め、分類することで日本語の特徴を明らかにしていきます。メンバーはそれぞれ自分の興味に従って、卒論のテーマを選びます。
　たとえば、ライトノベルや映画のタイトル、作家の文体、歌詞のことば、雑誌やスポーツ紙の語彙、外来語の使用実態などについて調査・分析をしていきます。
　分析をしていくうちに、どんどん「言語感覚」が鋭くなっていきます。

　どんなおもしろそうなスポーツも、初心者がいきなり実戦にフル出場、というわけにはいきません。基礎練習を重ね、応用的な練習をし、最後に実戦、というステップが必要です。卒論も一緒です。

２年生（演習Ⅰ）前期

• まずはスポーツで言えば、筋トレ・基礎練の段階です。
• 類義語を集めて、分けて、説明をしてみます。

２年生（演習Ⅰ）後期

• 次に、イメージトレーニングの段階です。
• どのような研究課題があるのかを学びながら、自分のやりたいことを探します。

３年生（演習Ⅱ）前期

• そろそろミニゲームに出場できる段階まで来ました。
• とりあえず卒論の仮テーマを決めて、簡単な調査をしてみます。

３年生（演習Ⅱ）後期

• 実際のゲームに少しだけ出場してみましょう。
• 先行研究を集め、整理をし、卒論の一部になる先行研究史をまとめます。

 

４年生（卒業研究）

• いよいよスタメンとして実戦にフル出場します。
• 卒論を書き上げていきます。