浜田特別研究員の論文がF1000Primeの推薦論文に選ばれました。

F1000Primeはトムソンロイターのような論文を評価する機関ですが、トムソンロイターは論文の被引用度を重視するのに対して、F1000Primeは医学・生物学分野に特化し、世界5000人以上のサイエンティストがレビューワーとして論文の内容を評価し、雑誌のインパクトファクターに関係なく重要度の高い論文を選び、公表しています。
F1000Primeには、医学・生物学分野の論文の上位2%程度しか選ばれないとのことで、かなり狭き門となっています。
研究内容は、浜田特別研究員が発見したアミドやエステル結合の新規分解反応を応用した新規なプロドラッグ化技術で、生命科学や創薬産業への応用が期待されます。

論文: Hamada, Y. "Novel prodrugs with a spontaneous cleavable guanidine moiety." Bioorganic & Medicinal Chemistry Letters, 2016, 26, 1685.

リンク先:

http://f1000.com/prime/726181487