飼育室にいるアリたちです。女王アリを見かけたら、とりあえず採集するスタンスです。

キイロシリアゲアリ (Crematogaster osakensis)
日本で普通種。ワーカーの体長は2~3mm、女王の体長は約8mm。
9月に結婚飛行をおこなう。多女王制。
今の研究のメインの材料です。愛称は「キイシリ」。
 
ハヤシケアリ(Lasius hayashi
日本で普通種。ワーカーの体長は2~4mm、女王の体長は約8mm。
7月頃に結婚飛行。けっこうダラダラ飛ぶ。
受精嚢が巨大。
写真準備中。
クロオオアリ(Camponotus japonicus
よくいる黒くて大きなアリです。
ワーカーの体長は6~12mm、女王の体長は約2cm。

ムネアカオオアリ(Camponotus obscuripes
森にいる大きなアリです。胸が赤いのでこの名前。
ワーカーの体長は6~12mm、女王の体長は約2cm。
 
ヒメオオズアリ(Pheidole pieli
小さくてきれいな色のオオズアリ。2015年の1回生の自主実験で採れました。
ワーカーに二型あって、頭の大きなワーカー(大頭=おおず)は体長約3mm、小さなワーカーの体長は約1.5mm。
大きなワーカーはオナカに蜜をためる(リンクページの写真参照)。
女王の体長は約4mm。

このほかにも、オオハリアリ、ナカスジハリアリ、アメイロアリ、クロヤマアリ、トビイロケアリ、ミカドオオアリ、ウメマツオオアリ、ヨツボシオオアリ、アメイロオオアリ、オオズアリ、トビイロシワアリ、キイロヒメアリなど、いろいろ飼育しています。研究に必要な方は声をかけてください。