ペットボトルでクント(Kundt)の音響管

「クントの音響管」は音が縦波であることを見せたり,共鳴現象を体験させたりするのに都合のいい実験です.これまで学会のデモなどで見るたびずっと作りたかったのですが,アクリルチューブが意外と高価で挫折していました.

なんとか安く作れないか思案するうちに思い付いたのが,ペットボトルを使う方法です.ドライバーユニット(UNIPEX P-300)は持っていたので,ホームセンターで「洗濯機排水トラップ用エルボ(KAKUDAI4372)」を600円弱で買ってきて,それを用いてドライバーユニットとペットボトルをつなぎました.

ペットボトルは三矢サイダーの1.5lと350mlのものを買ってきました.2本で300円弱.音響管の長さが変われば共鳴周波数も変わることを見せるためです. その中にホームセンターで買ってきた発泡スチロールのつぶ(700円弱)を入れます.ペットボトルにふたをしておけば発泡スチロールのつぶがこぼれないのもいいところです.

サイン波形生成はファンクションジェネレータで行いましたが,もちろんPCでサイン波を生成すればファンクションジェネレータは不要です.以下,共鳴の様子です.

共鳴周波数に近付くと音が大きくなり、発泡スチロールのつぶが「わさー」っと集まってきて壁を作ります。

2000円かからずできたので、満足しています。もちろんドライバーユニットやアンプがあったからこの金額で済んだわけですが。



おまけ: 私はいつも声道(閉管)を相手にしているので、つい第1モードが1/4共鳴だと信じ込み、その周波数を一生懸命入力して「共鳴しない…」とドツボにはまっていました… お恥ずかしい限り。この場合、第1モードは1/2共鳴ですね。


Last updated on Feb. 1 2018.
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