学園・大学

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教育に関する方針

教育基本方針、卒業認定・学位授与の方針、教育課程編成・実施の方針、学生受入れの方針

社会科学研究科

甲南大学大学院社会科学研究科における教育基本方針

 甲南大学大学院社会科学研究科は、各専攻における専門的な知識と能力の体系的な教授を通じて、【修士課程】(経済学専攻および経営学専攻)では、実社会に貢献しうる専門的知識・能力を有する高度専門職業人あるいは豊かな教養力を備え専門的知識・能力を有する研究者を養成することを教育の基本方針としています。【博士後期課程】(経営学専攻)では、より深い専門的な学識と知見を備えた自律的な高度専門職業人あるいは研究者を育成することを目標としています。

甲南大学大学院社会科学研究科 修了認定・学位授与の方針

 甲南大学大学院は、大学院学則第1条に定める、甲南大学の教育精神に基づいて育成された一般的及び専門的教養を基盤として、学術の理論と応用を教授研究し、その深奥をきわめ、又は高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識及び卓越した能力を培い、人類文化の向上発展と社会福祉の増進に貢献することを目的としています。

 社会科学研究科においては、本研究科及び各専攻の教育基本方針のもと、下記の能力・資質を身につけ、それらを総合的に活用し社会生活に貢献できる人材を養成することを教育目標としています。課程の修了にあたっては、本研究科の定める期間在学し、各専攻が定める課程修了に必要な単位数以上を修得し、研究指導教員の論文指導を受けた上、論文の審査及び最終試験に合格した者に対し、学位を授与します。

【修士課程】
  1. 経済学、経営学、税務に関連する高度専門職業人、又は経済学、経営学における自立した研究者として必要な能力を有しています。
  2. 広い視野に立った学識と専門的知識・技能を修得し、高い倫理観を備えています。
【博士後期課程】
  1. 経営学の分野における高度に専門的な業務に従事する者として必要な卓越した能力を有し、又は独創的な研究を行う研究者として必要な能力を有しています。
  2. 極めて高度な学識と専門知識・技能を修得し、高い倫理観を備えています。
甲南大学大学院社会科学研究科 教育課程編成・実施の方針

 甲南大学大学院社会科学研究科(経済学専攻及び経営学専攻)では、修了認定・学位授与の方針に掲げる能力・資質等を修得させるために、必要とする科目を体系的に編成し、講義、演習、若しくは実習を適切に組み合わせた授業を開講します。また学位論文の作成等に対する指導を行います。加えて、修了認定・学位授与の方針と各科目の関係性及び到達目標を示すカリキュラムマップ、カリキュラムの体系性・系統性を示すカリキュラムツリーを提示し、カリキュラムの構造をわかりやすく明示します。

 カリキュラムは、到達目標に定める学生の知識・能力の修得状況を検証することにより、組織的かつ定期的に見直し・改善を行います。

 教育内容、教育方法、評価については以下のように定めます。

【修士課程】
1)教育内容

 経済学、経営学、税務に関する高度専門職業人、又は経済学、経営学における自立した研究者として必要な能力を習得するため、組織的な研究指導体制のもとで、広い視野に立った学識と高い倫理観を身につけ、専門的知識・技能を習得する教育課程を編成し、実施します。

2)教育方法
  1. 修士課程の教育は、1)に掲げた教育内容を、授業及び研究指導によって行います。
  2. 授業は、講義、演習、若しくは実習の併用により実施します。
  3. 研究指導は、論文指導、修士論文中間発表会、課題研究指導により実施します。
3)評価
  1. 単位の認定については、大学院学則第9条に基づき、筆記試験、口述試験、報告等及び各科目のシラバスに定める方法によって学期末又は学年末に評価します 。
  2. 修士論文の審査及び最終試験は、各専攻の定める審査基準に示された方法により行い、その結果に基づき合否を判定します。
【博士後期課程】
1)教育内容

 経営学に関する高度専門職業人、又は経営学の分野において自立した独創的な研究を行う研究者として必要な能力を習得するため、組織的な研究指導体制のもとで、豊かな学識と高い倫理観を身につけ、深い専門的知識・技能を習得する教育課程を編成し、実施します。

2)教育方法
  1. 博士後期課程の教育は、1)に掲げた教育内容を、授業及び研究指導によって行います。
  2. 授業は、講義、演習の併用により実施します。
  3. 研究指導は、論文指導により実施します。
3)評価
  1. 単位の認定については、大学院学則第9条に基づき、筆記試験、口述試験、報告等及び各科目のシラバスに定める方法によって学期末又は学年末に評価します。
  2. 博士論文の審査及び最終試験は、各専攻の定める審査基準に示された方法により行い、その結果に基づき合否を判定します。
甲南大学大学院社会科学研究科 学生受入れの方針
【修士課程】

 社会科学研究科では、経済・経営・税務分野における専門的知識・技能を修得し、高い倫理観を意識しながらそれらを総合的に活用し社会生活に貢献できる人材を養成するため、下記の能力・資質・意欲をもつ学生を求めます。

  1. 広い視野に立った経済・経営・税務問題への興味と関心をもち、大学または相当する教育機関においてそれらに関する専門的知識・技能を身につけている。
  2. 社会で求められる倫理観を意識しながら、豊かな個性を活用して広く社会に貢献する意欲をもっている。
  3. 各専攻分野において、高度な専門性が求められる職業を担い、高い倫理観を備え、各分野におけるリーダーとして、問題解決と社会の発展に貢献する意欲をもっている。
【博士後期課程】

 経営学専攻博士後期課程では、社会変化に対応して創造性ある問題解決能力を発揮する高度専門職業人ならびに経営学に関する理論的・実践的課題を考察・分析する能力を有した研究者の養成を目指し、下記の能力・資質・意欲をもつ学生を求めます。

  1. 経営学分野における極めて高度な専門的知識・理解力を修得するため、大学院修士課程または相当する研究機関において、経営学に関する専門的な学力・研究能力を身につけている。
  2. 経営学分野における研究能力を得るために、極めて高度な専門的知識・技能を、主体的に身につけることができる。
  3. 経営学分野において、高い倫理観と豊かな個性を備え、国際社会の優れたリーダーとして社会に貢献する意欲をもっている。
<各研究科の学生受入れの方針>
大学院における教育に関する方針、カリキュラムマップ、カリキュラムツリー