教育基本方針

国際言語文化センター
甲南大学国際言語文化センターCP(教育課程編成・実施の方針)
「複数の言語の修得を通して、異文化と自文化を理解する広い視野を育み、言語や文化の多様性を尊重する複眼的な思考と価値観を育成する」という国際言語文化センターの教育理念に則って、全学的に次のようなポリシーで外国語教育および言語文化教育をおこないます。
- (1) 英語とともに、ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語のいずれかを修得し、複数の言語の「読む・書く・聞く・話す」という4技能の運用能力を伸長させるため、「学習者中心、双方向でコミュニカティブな授業」を実践する。
- (2) 国際理解・異文化理解を深め、国際人としての教養と自己表現能力を養い、世界の人々と共存できる資質を育成する。また、留学生への日本語教育を通じて、世界の人材養成に貢献し、本学学生の国際化・活性化に繋げる。
- (3) 必修科目の「基礎英語I」では、大学生にふさわしいアカデミックな文献に接するための読解力の養成をめざし、「基礎英語II」では、さまざまな場面で英語を使ってコミュニケーションができるように促す。入学直後のプレイスメント・テストにより、習熟度別クラスを編成し、授業を円滑に進める。
- (4) 「基礎英語」2科目を履修した学生は、7種類ある「中級英語」の科目を自由に履修できる。卒業に必要な科目として、「国際言語文化科目」のコースを選択した学生は、英語の運用能力を向上させるとともに、国際理解を深め、討論する機会を与えられる。また、「中級英語」を2科目以上履修した学生は、11種類ある「上級英語」で、さらに高度な内容の英語学習を継続できる。
- (5) 初修外国語となる第2外国語(ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語)においては、1クラス20~25人程度の少人数のクラス編成とし、マルチメディア教室・CALL教室の機能を最大限に生かす授業を実践すると同時に、当該言語を母語とする教員によるコミュニケーション能力の養成に重点を置く。また、情報や文献を読む能力を培いながら、当該言語圏の社会や文化、歴史について基本的なことを理解させ、他の国々の文化に対する開かれた態度を養成することをめざす。
- (6) 「基礎第2外国語」2科目を履修した学生は、言語ごとに4種類ある「中級第2外国語」の中から、当該言語の科目を自由に履修できる。とくに「国際言語文化科目」のコースを選択した学生は、第2外国語および英語の運用能力を向上させるだけでなく、国際理解についての認識を深め、さらに「言語と文化」という、当該言語と文化の関係を多角的に探る科目では、「国際的な教養力」を身につけ、広い世界観を養うことができる。また、「中級第2外国語」を1科目以上履修した学生は、2種類の「上級第2外国語」でさらに学習を継続し、公的な検定試験の資格を取得したり、当該言語で仕事ができるようなコミュニケーション能力を獲得できる。
- (7) 留学生を対象とする日本語の授業では、海外の協定大学との合意のもと、効果的な教育を促進するため、初級から上級まで1クラス15人を上限とした少人数のクラス編成をおこない、日本語で直接コミュニケーションができる能力の養成に重点を置く。また、日本の文化や社会、歴史、具体的な生活習慣などに接することにより「日本理解」を深めさせる。
