本文へジャンプ

勾玉作り(8月9日のアートグループ)

art-group 2012年10月5日 金曜日

通常なら7月の第4週に前期の最終グループを行うはずが、計画停電予定の影響で8月の第2週に延期になりました。暑さも最盛期で、大学も人気が少なくのんびりとした雰囲気の中、なぜか今回は「勾玉」制作が課題でした。椋田さんが画材屋さんで見つけたという勾玉作りのキットには、3.5×3.5×1cm大の白い蝋石のような石と紙やすりと耐水ペーパーが入っています。紐を通して首から下げられるように石にはあらかじめ小さい穴が開いており、紐も同梱されていました。添付のパンフレットには実例の写真も付いていたので、正直言って私はそうオリジナリティーを発揮する余地は無いと初めは思いました。 制作の手順ですが、まずはデザインを考えて石に下描きをし、その形になるようにやすりをかけていきます。

柔らかい石なので結構簡単に削れるのですが、削りすぎると思い通りの形にならないので、逆に注意が必要です。また、大きなカーブは削りやすくても、細かい所はやすりを折ったりして工夫しなければ、きれいには削れません。日頃ここまで細部に注意を払って作業をすることのないメンバーは、少し疲れを感じたようです。石の粉がたくさん出るので、埃で鼻や喉を痛める人が出ないか気になりましたが、大丈夫でした。私自身は石の粉の手触りのよさを楽しみました。削り終わって耐水ペーパーに水を付けて磨きをかけると石はきれいな肌を見せ、その独特の表情に触れることは参加者全員にとって心地よいプロセスだったように見受けられました。石の土台が完成すると油性のカラーマーカーで色を塗ったり模様を描いたりします。漢字一文字を書いて着彩した人、多色遣いをした人、絵付けはせずに石の質感を残した人と、どれ一つとして同じでない作品が仕上がりました。石を御守りとして身に付ける人を巷で多く見ますが、その気持ちがわかるなと思ったのが私の感想です。 さて、後期のグループ予定ですが、10月11日から来年2月14日まで第2・4木曜日の13~15時に計8回実施いたします(12月は第2木曜日のみ実施)。もし、このグループ活動に参加されたいと思われる方、ご関心をもたれた方は、まずは甲南大学心理臨床カウンセリングルームの内藤までお電話をください。電話は078-453-6183です。(内藤あかね)