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2013年度関係性精神療法セミナー案内(7月21日)

kihs-staff 2013年4月8日 月曜日


 関係性精神療法セミナー

動機づけシステムと治療作用論

私たちは何によって動されるのか?

関係精神分析ないし関係精神療法は、現代のアメリカの精神分析の新しい流れを総括するものであり、分析的 な治療プロセスを患者と治療者の関係性における相互交流により創造され、構築されるものとして捉える立場で ある。関係性の理論は多くの学派に開かれた理論であり、精神分析の将来を担うものであるにもかかわらず、日 本の精神分析においてはその基本理念がまだ十分に浸透していない。しかし 2011 年、2012 年と 2 年にわたる当セミナーや、精神分析学会の教育研修セミナーにおけるここ数年の企画を通して、徐々にその理解が広がりつつ ある。 私どもが出版した「関係精神分析入門」も、その理解をさらに促進するものになっているのではないかと考えている。
このセミナーでは、2011年には関係精神療法についての基本的な考え方について紹介し、2012年にはエナクトメントについて考えた。今年は「動機づけシステムと治療作用論」と題して、私たちが何によって動かされてい て、精神分析臨床では何がどのように変化することを治療と考えるのかについて議論したい。動機づけを考える。
ということは、私たちが何によって動かされる存在なのかを問う重要なテーマである。フロイトがそれを性欲動 や攻撃衝動に求めて以来、各学派は、対象希求性や自己感覚の調整など、さまざまな言葉でそれを捉えようとし てきた。その理解の仕方は、治療者による患者の理解、解釈や介入、治療終結の考え方などに広く影響する。関係性理論の中では、関係性を重視しすぎて、欲動や衝動の立場を軽く見すぎてはいけないという批判が出たこともある。

参考文献としてはこの「関係精神分析入門」(岩崎学術出版社、2011年)を挙げたい。

◆ 日   時 :平成25年7月21日(日) 午前10時~午後3時
(進行具合により多少の延長も考えられます)

◆ と こ ろ :津田ホール101・102会議室
東京都渋谷区千駄ヶ谷 1-18-24   Tel:03-3401-1851

◆ 発 表 者 :富樫公一(甲南大学)
吾妻 壮(大阪大学精神科)
岡野憲一郎(国際医療福祉大学)

◆ 司     会: 岡野憲一郎

◆ 受 講 料 : 7,000円

◆ 定   員 : 60名

◆ 申込方法 :参加申込書にご記入の上、郵送または FAX してください。 受講の可否をはがきにてご連絡いたしますので、はがきに記載の振込み先をご確認の上、受 講料をお振込みください。

◆ 申 込 先 :〒160-0004   東京都新宿区四谷 3-4   SC ビル 6 階 小寺記念精神分析研究財団セミナー事務局 FAX 03-3350-9749
E-mail:kodera.kt@nifty.com

◆ 申込期限 :平成25年7月12日(金)
主催:小寺記念精神分析研究財団

2013年度関係性精神療法セミナー案内

精神療法セミナー申し込み書