本文へジャンプ

秋の深まり(2013年11月14日のアートグループ)

art-group 2013年11月14日 木曜日

今期二度目のアートグループでは、紅くなったサクラの落ち葉、実のついたヤマブドウやヤマゴボウ、紅葉したシナノキなどを素材にして秋の深まりを感じる一時を過ごしました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

講師の椋田さんから葉に墨や絵の具をつけて水彩紙や和紙に押し付けて絵を描くという方法の説明を受けた後、参加者は各々自由に制作をしました。この技法を実践してみてわかったのですが、葉脈は葉の裏側に浮き出ているので、葉の裏側に墨を塗って押し付けると葉脈がきれいに写ります。ただツタは表側に葉脈が浮き出ていたので、それはそれで「発見」ということになりました。墨をつけるときに使うスポンジには、口腔洗浄用の柄つきスポンジを利用しました。このグッズは椋田さんが制作に役立つと思って病院内のドラッグストアで見つけたときに閃いたそうです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERA

 参加者は各々気に入った葉を自由にアレンジして版画風のアートをつくっていきましたが、メンバーの中にはどうしたものかと思いながら進んだ人も、技法に嵌っている感じの人もいました。筆者はデザインをするような感覚で最初はシナノキ、二枚目はヤマブドウの葉をモチーフに今回の技法をつかって制作しました。葉によって硬さやしなやかさが違うので、そういう感触の違いも楽しめて面白かったです。墨汁が完全に乾ききらないうちに透明水彩で着彩したため、墨が溶け出て色が濁りました。同じ体験をして、その点が悔やまれるという意見もありましたが、味わいが出てよいという見方もできます。墨を使わず、絵の具だけで技法を試した人の作品には、微妙な色合いが美しく出ていて、一同「きれいねぇ」と言って感心しました。この技法は自然物の観察をしながらアートの制作ができるので、子供向けのワークショップなどにもいいなと筆者は思います。

 

[お知らせ] PDFをご覧ください。

期日が迫っていますが、1120日(水)に奈良教育大学にてアメリカ人のアートセラピスト、Carol Coxさんの講演があります。Cox先生は筆者が米国留学時代の恩師であり、マンダラ・アートに造詣の深いアートセラピストです。時間は1330分から1530分で、先着25名までの予約参加となります。参加ご希望の方はメールでお申し込みください。

                                 (内藤あかね)