2018年 3月27日 公開研究会「情動知能の科学的理解に向けて」他

konan 掲載日:2018年2月24日

以下の日程で研究会が開催されます。

情動知能の科学的理解に向けて:心理学研究を通じた挑戦
日時:2018年3月27日(火) 15:00~17:00 予約不要、聴講無料
場所:甲南大学18号館3階講演室(人間科学研究所)
   〒657-8501 神戸市東灘区岡本8丁目9番1号(地図はコチラ)
   ・阪急神戸線岡本駅またはJR神戸線摂津本山駅下車、北西へ徒歩約10分。
   ・会場には駐車場がございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください。

 概要:社会で活躍する上で、大事な能力とは何でしょうか? いま、知能指数(IQ)に代わる重要な能力として、他者の感情を理解したり、自分の感情を制御したりする能力である、「情動知能(Emotional Intelligence; EI)」という概念に教育や産業から大きな関心が寄せられています。しかしながら、情動知能という概念が正確には何を表しているのか、といった基礎的な側面については、まだまだ多くの議論の余地があるのが現状です。本講演では、講演者がこれまで行ってきた、質問紙調査・実験室実験などの心理学研究の知見を紹介しながら、情動知能という概念は、いかに科学的に理解可能なのかを議論します。そして、これらの基礎的な概念の考察が、情動知能のトレーニングなどの応用にどのように貢献しうるのかを考察します。
講演者:野崎優樹(京都大学特定講師)
講演者紹介:京都大学大学院教育学研究科・デザイン学大学院連携プログラム特定講師。2016年に京都大学大学院教育研究科で博士号を取得した後、京都大学こころの未来研究センター研究員、日本学術振興会海外特別研究員(ベルギー国ルーヴァン・カトリック大学)を経て、2017年2月より現職。情動知能を中心テーマに、質問紙調査や実験手法を用いた心理学研究を行っている。主著に、『情動コンピテンスの成長と機能に対する社会的認知理論からのアプローチ』(2017年,ナカニシヤ出版)。


また、以下のように研究会が開催されます。

「高齢者の精神的健康:加齢のパラドックスに焦点をあてて」
日時:2018年3月27日(火) 14:30~14:50 予約不要、聴講無料
場所:甲南大学18号館3階講演室(人間科学研究所)
概要:加齢によって私たちの心身はどのように変化していくのでしょうか? 身体が動きづらくなったり、もの忘れやが増えてきたり、喪失体験を多く経験することが知られていますが、その一方で、高齢者の感情機能(特にポジティブ感情)は維持されることが知られています。本講演では「加齢のパラドックス」と呼ばれるこの現象について、講演者がこれまで行ってきた実験室実験や健康調査などの心理学研究の知見を紹介しながら、「年をとると前向きになる」仕組み(=メカニズム)について議論します。また、これらの基礎的な研究が、高齢者の精神的健康を高めるために、どのように貢献するのかを考察します。
講演者:沼田恵太郎(甲南大学人間科学研究所)


   問い合わせ先:甲南大学人間科学研究所
   e-mail:kihs@center.konan-u.ac.jp
   TEL & FAX:078-435-2683
   URL:http://www.konan-u.ac.jp/kihs/