「5. 教員自著紹介」カテゴリーアーカイブ

帯谷 博明 (文学部)『社会運動の現在: 市民社会の声』


<教員自著紹介>

この本は、反原発や反ヘイトスピーチ、米軍基地問題、ハラスメント、貧困問題など、現代のさまざまな社会的課題に取りくむ<社会運動>について、具体的な事例とフィールドワーク(社会調査)のデータをもとに、社会学の視点から解説した専門書です。

専門書ですが、大学の授業のテキストや参考図書になるようにも配慮をしました。16人の執筆者が提示する16の章をぜひ読み比べてみてください。

■『社会運動の現在 : 市民社会の声 = Social movements then and now : voices from civil society
■ 長谷川公一 編 帯谷博明 他  著 有斐閣 , 2020.1
■ 請求記号 309//2028
■ 配架場所   図書館   1F 教員著作
■ 著者所属   帯谷 博明 (文学部)


秋元孝文(文学部)『あなたと原爆 オーウェル評論集』


<教員自著紹介>

『1984年』『動物農園』といったディストピア小説で知られるイギリスの作家、ジョージ・オーウェルが残した数多くのエッセイ、評論の中から、今の読者に読んでほしいものをピックアップして一冊にまとめました。

ナショナリズムや人種差別、人文学と科学など今のわれわれの社会を射抜くようなテーマが取り上げられています。現実に対するもうひとつの視座を得るためにも、ぜひ読んでみてください。

■『あなたと原爆 : オーウェル評論集 』
■ ジョージ・オーウェル著 ; 秋元孝文訳 ,光文社 , 2019年.8月
■ 請求記号 S081.6/Aオ5-1/83
■ 配架場所図書館   1F 教員著作
■ 著者所属  秋元孝文 (文学部)


尾原 宏之(法学部)『公正から問う近代日本史』

<教員自著紹介>

「格差」や「不平等」の現実に対して「公正」を求める声は強まる一方です。ところが、「公正」の基準は常に複数存在しており、そのことが問題の解決を困難にしています。

そこで、比較的若い世代の研究者が集まり、歴史的観点から「公正」という主題に挑むことにしました。外交、軍事、教育、医療、人事など近代日本史の最新研究から「公正」を考える、ユニークな書物になっていると思います。

■『公正から問う近代日本史
■ 佐藤健太郎, 荻山正浩, 山口道弘編著 ; 尾原 宏之  [ほか執筆] ,吉田書店 , 2019年3月
■ 請求記号 210.6//2231
■ 配架場所図書館   1F 教員著作
■ 著者所属  尾原 宏之(法学部)


櫻井 智章(法学部)『判例で読む憲法 -改訂版-』

<教員自著紹介>

憲法判例には難しいものも多いが、自力で読んで理解できるように工夫した教科書が『判例で読む憲法』である。憲法判例を自力で読めるようになれば「大学で憲法の勉強をした」と胸を張って言ってよい。

基本的なコンセプトは初版と変わっていない。授業で使っていて説明を改めた方がよいと思った箇所を修正し、民法(債権法・相続法)等の法改正や新判例などの情報を補ったのが、この改訂版である。

■『判例で読む憲法 -改訂版-
■  櫻井 智章 , 北樹出版 ,  2019年10月
■ 請求記号 323.14//2609
■ 配架場所図書館   1F シラバス
■ 著者所属  櫻井 智章(法学部)


富樫 公一(文学部)『トラウマと倫理 : 精神分析と哲学の対話から 』

<教員自著紹介>

人が苦悩するとき、心が傷つくとき、その心は一人の個人の中にだけあるのでしょうか。人は社会の中で生き、歴史の中に存在し、文化とともに自らを知っていきます。いわゆる「心理学」は心が単体でそこに存在する何かのシステムのように扱ってきました。確かにそのような考え方は一見わかりやすいでしょう。

しかし、心の問題に向き合う臨床家は、目の前の患者の苦悩や悲しみが、社会、歴史、文化の中でどのように作られていくのかを見ることなく、その想いに寄り添うことができるでしょうか。そのように心を見ることなく、自らもまた有限で、傷つきやすい臨床家自身の想いを大切にすることができるでしょうか。

本書は、そのような考えを共有する日米の分析家が行ったトラウマと心の傷つきやすさに関する講演録です。

■『トラウマと倫理 : 精神分析と哲学の対話から
■  富樫 公一[編著・監訳],    岩崎学術出版社 , 2019年10月
■ 請求記号 146.1//2382
■ 配架場所図書館   1F 教員著作
■ 著者所属   富樫  公一(文学部 )


廣川 晶輝(文学部)『山上憶良と大伴旅人の表現方法 : 和歌と漢文の一体化』

<教員自著紹介>

奈良時代の和歌集『万葉集』を代表する歌人に、山上憶良と大伴旅人がいます。同じ時代に生きて交流した二人は、和歌の前に漢文・漢詩を置いて一体化させるという新たな形式を駆使して日本文学の作品世界を開拓しました。

本書は、「距離の認識」「時間と空間の仮構」「多元焦点化」などの刺激的な術語を用いて二人の文学的営為を分析します。また、日中文化交流の研究にも資する書物です。

■『山上憶良と大伴旅人の表現方法 : 和歌と漢文の一体化』
■ 廣川 晶輝[著],    和泉書院 , 2015年12月
■請求記号 911.122//2041                                          ■配架場所 図書館1F 教員著作
■著者所属   廣川 晶輝(文学部 )