キャンパスライフ

キャンパスライフ

学生生活支援センター

保健室

みなさんが充実したキャンパスライフを送るためには、「こころとからだの健康」が何よりも大切です。怪我をしたとき、体調が悪いときはもちろんのこと、健康に関する相談やご自身の健康状態を把握したいときは、いつでも保健室にお越しください。
また、通学中や授業中、課外活動中の怪我に備えた「学生教育研究災害傷害保険」の保険請求手続きも行っています。怪我をしたときは保健室にご相談ください。

授業を欠席する場合は、MyKONANのQ&Aクラスプロファイルで各担当教員にご自身で連絡をし、指示に従ってください。

本学には公欠制度はありませんので、欠席の取り扱いは各教員の判断になります。

感染したことの証明として『診療証明書』や『診断書』の提出を求められることがあります。その場合は『診療証明書』を受診の際に持参するか、病院の書式の診断書に、医師に記入をしてもらってください。

保健室に『診療証明書』の提出は必要はありませんが、『新型コロナウイルス感染症、インフルエンザ、その他の学校感染症 罹患フォーム』に入力をしてください。

学校保健安全法では、学校感染症に罹患した場合、出席停止の期間の基準が定められています。

登校禁止期間が終了した場合も、発症後10日を経過するまでは、マスクの着用をお願いします。

インフルエンザの出席停止期間は、発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日を経過するまで(※発症日を0日目としてカウント)となっています。詳しくは、『インフルエンザ出席停止期間』を参考にして下さい。

新型コロナウイルス感染症に感染した場合の甲南大学の出席停止期間は、発症した後5日を経過し、かつ、解熱し症状が軽快した後1日を経過するまで(※発症日を0日目としてカウント)となっています。無症状で陽性となった場合は、検体を採取した日から5日を経過するまでとします。

その他の感染症に感染した場合の出席停止期間は、『学校保健安全法に定める学校感染症』に基準を示していますが、主治医に確認して下さい。

感染症を予防するため、こまめな手洗い、うがい、マスクを使用してください。また、寒い時期も定期的に講義室や教室などの窓を開け、換気も心掛けてください。

学校での定期健康診断を受けられなかった方は、医療機関で健康診断を受けてください。その場合、費用は自己負担になります。

受検の際に、学内書式の健康診断書を医療機関に持参し、検査結果の記入を依頼してください。受検先の書式があれば、それに記入してもらっても構いませんが、健診項目は、①身長・体重測定 ②視力検査 ③検尿(糖・たんぱく・潜血) ④胸部X線検査 ⑤内科診察 です。

受検後、検査結果を保健室に提出、または送付してください。

学外での健康診断結果を基に、本学が健康診断証明書を発行します。結果を保健室が受領した翌日から発行が可能です。

健康診断結果や健康診断証明書は、奨学金申請、就職活動、介護等体験実習、部活動、授業などで必要となる場合があります。

学校での健康診断を受けた学生は、結果に問題がなければ、受診後約1か月後より自動発行機から発行が可能です。受診や再検査の指示がされた場合は、受診結果を保健室へ提出してください。

ただし、自動発行機での発行対象学年は、学部4年と修士2年、博士3年、法科既修生2年、未修生3年です。その他の学年については保健室にお問い合わせください。

自動発行機の設置場所・可動時間についてはこちらをご確認ください。

本学では学生の不慮の事故に備え、学部生、大学院生、研究生などを対象として、「学生教育研究災害傷害保険」に一括加入しています。「学生教育研究災害傷害保険」は、以下のような場合に適用されます。

①通学途中の事故、②正課授業中の事故、③大学の行事中の事故、④課外活動中の事故(学外の場合は事前の届出が必要)、⑤大学の施設間を移動中の事故等、大学生活で発生する負傷の大半に適用されます。交換留学中の負傷にも適用できる場合があります。不慮の事故で負傷した場合は、保健室に相談して下さい。

詳しくは、入学時に配布している「学生生活の手引き」でも確認できます。

感染症にはワクチンで予防できるものがあります。
インフルエンザのように毎シーズン接種している方も多いと思います。新型コロナウイルス感染症のワクチン接種も開始されました。
麻疹、風疹、流行性耳下腺炎、水痘など、大人になって感染した場合、重症化する危険や不妊、胎児への影響が出る感染症もあります。
各自、母子手帳などでワクチン接種歴を確認し、実習や留学、将来の結婚や妊娠などご自身のためだけでなく、周囲の人々の健康のためにも必要に応じてワクチン接種を受けてください。

保健室では医師による健康相談の日を設けています。
日程等はMyKONANの掲示板でお知らせします。相談の内容の秘密は厳守されますので、健康について悩んでいることなどあれば、ご利用ください。
看護師による健康相談は、随時受け付けますので、お気軽にご相談ください。

近年、性感染症にかかる人が増加しています。気になる症状がある場合は、早めにきちんと治療すれば、治るものも多くあります。
ご自身やパートナー、将来の赤ちゃんのために、早期発見、早期治療が大切です。
HIV、梅毒、クラミジアの検査は、無料、匿名で検査ができますので、お住まいの地域の保健所に問い合わせてください。

AED(自動体外式除細動器)とは、心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。AEDが音声ガイドしてくれますので、救急時には、ためらわず使用してください。

AEDは、岡本キャンパス、西宮キャンパス、ポートアイランドキャンパス、六甲アイランド総合体育施設、白川台キャンパス、新西宮ヨットハーバー艇庫、平生記念セミナーハウスに設置しています。

AED設置場所を確認しておきましょう。

薬物乱用は「大麻・覚醒剤・シンナー等の有機溶剤・向精神薬などの薬物を不正に使用すること」を言います。

薬物の注文をインターネットを介して受け、宅配便等で配送するなど、犯罪組織レベルだけでなく個人が向精神薬を含む不正薬物を密売する事例もみられており、若い世代ほど薬物への誘惑や、薬物乱用者の存在が多くなっています。

大麻に関しては、インターネット等で「大麻は安全だ」「大麻は違法なものではない」といった誤った情報が流れていますが、大麻は危険性及び有害性のある薬物であり、日本では大麻取締法により厳重に処罰される違法な薬物です。

「一回だけなら平気さ」「イライラがとれてすっきりするよ」「肌がきれいになるよ」「眠気がとれて、勉強ができるよ」「ちょっとだけ、ためしてみない」などの甘い誘惑や、誤った情報には惑わされないように、薬物に手を出さない意志を強く持ってください。友人などから薬物を勧められてもきっぱりと断り、その場から離れるなどして、家族や信頼のできる友達など身近にいる人に相談するようにしましょう。

ちょっとした好奇心から一度でも薬物に手を染めると、健康障害や精神的にも大きな影響を与えることになります。そうなる前に一人一人が正しい知識と意識を持ち、断る勇気を持ちましょう。

毎年保健室の活動について報告しています。
2019年度よりホームページに掲載することに致しました。