甲南高等学校・中学校卒業生でフランスを拠点に活躍する俳優・演出家の笈田ヨシ（おいだ・よし）氏が、日本においてオペラを初演出し、今月から全国4か所で上演されます。

笈田氏は1933年神戸生まれ。甲南中学・高校を卒業し慶應義塾大学へ。卒業後は文学座や劇団四季を経て68年渡仏。演劇界の巨匠・演出家ピーター・ブルック氏に出会い、シェイクスピア劇「テンペスト」に出演。以後半世紀にわたり俳優・演出家として活動されています。2013年にはフランス芸術文化勲章（L’Ordre des Arts et des Lettres）の最高位コマンドゥールを受賞するなど、海外において高く評価されています。日本でも数々の舞台を演出・出演し、また現在上映中の映画「沈黙」に出演するなど多岐にわたり活躍されておられます。

このたびは日本で初めてオペラを演出されることとなりました。演目はプッチーニ「蝶々夫人」。全国4か所で上演されます。

ご参照
・笈田ヨシホームページ
・「蝶々夫人」　金沢歌劇座1/22・大阪フェスティバルホール1/26
　　　　　　　　高崎群馬音楽センター2/4・東京芸術劇場2/18・19