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2017/05/25
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【理工学部】日下部教授らによるホヤの光センサーに関する論文が米国科学アカデミー紀要オンライン版に掲載

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 理工学部生物学科・統合ニューロバイオロジー研究所の日下部岳広教授と京都大学大学院理学研究科の七田芳則名誉教授、山下高廣助教、小島慧一研究員(現・岡山大学特任助教)らの共同研究グループは、脊椎動物に進化的に近いホヤの眼で機能する光センサー(光受容タンパク質)を解析することにより、ヒトの高度な視覚機能を支える光センサーがどのように進化してきたのかを実験的に明らかにしました。本研究成果は、2017年5月22日に米国科学アカデミー紀要(PNAS)オンライン版で公開されました。本研究から、ヒトの高度な視覚機能の特性に関して、分子レベルでの理解が深まると期待されます。

*米国科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)は、米国科学アカデミーが発行する1914年創刊の総合学術雑誌。略称PNAS。物理学や生物学から、数学、社会科学まで幅広い分野の論文が掲載され、引用されることが多く影響力のある科学雑誌の一つ。

【参考サイト】
米国科学アカデミー紀要オンライン版(掲載論文)>>>
研究内容の詳しい紹介(京都大学)>>>
日下部研究室ホームページ>>> 
甲南大学統合ニューロバイオロジー研究所>>> 

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