甲南大学

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NC東京 2017/05/26

東京でヴェルフリ展および講演を行いました。

 
 

文学部服部正准教授が監修された、日本では初の本格的な
展示となる「アドルフ・ヴェルフリ展」。
兵庫県立美術館を皮切りに、名古屋市美術館、そして最後は東京駅にある
「東京ステーションギャラリー」で開催されています。

開催期間中の5月13日にNC東京に於いて、服部准教授を講師としてOB/OGを対象に
「アートに捧げた人生―ヴェルフリの迫力、アール・ブリュットの魅力」
というタイトルの下、講演を行いました。
映像のみならず、ヴェルフリの作品を音声化したものも流し、
精神科病院にいながら絵を描き続けたヴェルフリの生涯、作品の見どころ
について説明がなされました。
また近年注目を浴びているアール・ブリュットについて、
「障害者が描く作品」との誤解を受けていること、本来のアール・ブリュットの
意味についても見解が述べられました。
集まったOB/OGは非常に興味深く講演に耳を傾け、その後の懇親会でも
ヴェルフリやアール・ブリュットに関し、質問が相次ぎました。

また服部准教授は同日19時から東京ステーションギャラリーに於いて
一般講演も行いました。参加した70名の参加者は、
実際に展示されているヴェルフリ作品を目にしながら
講演を熱心に聞いていました。

東京でのヴェルフリ展は6月18日までとなっています。
皆さまのご来訪をお待ちしています。

※5月13日19時からの講演写真(2枚)は、東京ステーションギャラリーから
 提供していただきました。
ヴェルフリ入口ヴェルフリ講演①
ヴェルフリ講演②ヴェルフリ月例①

 

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