夏期公開講座の第2回目を開催しました！

7月22日にNC東京に於いて夏期公開講座の第2回目が行われました。
講師には文学部の中町教授をお招きし「アラブの春は世界の何を変えたのか？」
というタイトルの下、話をしていただきました。
世界各国で行われる若者の政治活動につき、具体的な事例をもとに
話をされた後は革命時に若者の間に流行っていた音楽を映像と共に
実際に流しながら、文化と政治の結びつきについて説明をされました。
集まった25名の受講者は、普段見ることも聞くこともないエジプトの風景や
デモの様子、エジポップというエジプトの音楽に熱心に耳を傾け、講義室は
異国の空気に包まれました。

その後の質疑応答では、
「コプトとムスリムの関係はどうか」
「エジポップは近隣の国でも聞けるのか」
「革命後の音楽に変化はあったのか」
といった質問に中町教授が一つ一つ丁寧に答えられました。
受講者の方からは
「今まではクーデターの事例ばかりが語られ、文化的な側面から取り上げることが
　なかった。当然のことながらどこの国にも文化があることが分かった」
「音楽の映像が素晴らしかった」
という声が多く聞かれ、成功裡に講座を終了致しました。

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