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2017/11/29
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【人文科学研究科】博士課程の松尾和弥さんが日本学術振興会特別研究員に採用内定

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 人文科学研究科博士課程2年次の松尾和弥さんが、平成30年度日本学術振興会の特別研究員(DC2)に採用内定されました。特別研究員制度は、学術研究の将来を担う人材を育成するために、若手研究者に自由な発想のもと、主体的に研究課題等を選びながら研究に専念する機会を与える制度です。本大学院の人文系からの採用者(DC)は、初めての快挙となります。松尾さんは、平成30年度より2年間、日本学術振興会からの研究奨励金を受けながら研究を進めていくことになります。

 松尾さんは、文学部人間科学科の福井義一教授のもとで、子ども時代に受けた虐待が表情の情動認知に及ぼす影響について検討してきました。これまでに,関西心理学会(筆頭)や日本心理学会(連名)、European Society for Trauma and Dissociation(連名)からも賞を受賞しています。日本学術振興会からの支援を受けることで、これまで以上に幅広い人々を対象とした調査・実験を計画しています。

日本学術振興会

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