「東京オトナ大学」で上村くにこ名誉教授が講演（12月3日）

12月3日（日）サピアタワーにて、株式会社ジェイアール東日本ビルディング主催の「東京オトナ大学」が開催されました。

「東京オトナ大学」とは、ゲストによる基調講演のほか、サピアタワー入居大学による講演が行われる知的情報発信イベントです。

甲南大学からは上村くにこ名誉教授が「進化する死生学～その目覚ましい変化の足跡をたどる～」というタイトルで講演を行い、約40名の方が参加しました。

講演では、死生学が生まれた背景に始まり、死生観について、さらには終末ケアや
グリーフケア等、随所に欧米との比較や具体的事例を織り交ぜながら様々に話が展開していき、大変中身の濃い講演でした。
参加された方は、知らず知らずのうちに話に引き込まれており、特に終盤全員が真剣に聞き入っている姿が印象的でした。

講演は事前申込制でしたが、受付後すぐに満席となる人気ぶりで、参加された方も一様に満足げな様子でした。

世界的に高齢化社会の波が押し寄せる今、日本はその一番の先進国であり、今後「死生学」がますます脚光を浴びてくるのではないかと感じた講演でした。

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