2019/03/30

冤罪犠牲者の会結成総会がNC東京で行われました！

冤罪犠牲者の会は、布川事件で無罪が確定した桜井昌司氏が発起人として立ち上げ
再審で無罪となった方やその家族で構成されており、捜査機関が持つ証拠の全面開示を求めること等を目的としています。
甲南大学法学部の笹倉香奈教授は、刑事訴訟法の研究をするとともに、
冤罪事件の救済活動に取り組んでいます。
そのようなこともあり、かねてから会の発起人の桜井昌司氏と連携してきました。
桜井氏は甲南大学の学生とも何度も会い、講演などもして下さっています。
このようなご縁があり、会の発起イベントに甲南大学NC東京を使っていただくことに
なりまた。
当日は袴田事件、狭山事件、足利事件等の事件の当事者・家族や一般参加者のみならず
毎日新聞、共同通信、フリーライターの鳥越俊太郎氏といったマスコミ・弁護士の方々が
総勢80名近く集まりました。
結成総会は一橋大学大学院法学研究所博士課程李怡修氏による
記念講演、冤罪当事者とその友人で結成したグループによるライブ、そして
当事者からの挨拶と続き、足利事件で無罪となった菅家利和氏からは
「警察や検察が間違ってもおとがめがないのが許せない」との訴えもされました。

最後はマスコミの記者会見となりましたが、質問が相次いで大いに盛り上がり、
会を終了しました。