2016/04/15
甲南大学の卒業生の一人でいらっしゃる中島由佳氏は現在、
大手前大学/現代社会学部の准教授をされていらっしゃいます。
4月6日に開催された東京甲南会/月例会では、「ひとと動物の絆の心理学」
というテーマの下、講演を行いました。
動物を飼うことでどんな絆が生まれ効果があるのか・・
というテーマについて、動物に対し「愛着」を持つことが病後の回復、
配偶者をなくした喪失感を埋めてくれるという話しをされました。
特に学校での動物飼育について、学校で適切に動物飼育を行うことの重要性を
ご自身の調査より説明されました。
亡くなった動物についてみなで話し合う「喪の授業」等、
教員や周りのオトナの適切な指導があれば、動物への絆と愛着が生まれ
子供たちの共感力、向社会性、学校適応に良い効果があることが
立証できたとのことです。
参加された皆さんは熱心に話を聞き、講演後も多くの質問が出て、好評のうちに講演を終了しました。
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