2016/09/14

夏期公開講座の第4回目を開催しました

9月10日（土）にネットワークキャンパス東京において、夏期公開講座の第4回目を開催しました。

今回は、法科大学院のほうで内容を企画していただき、講師に、株式会社日本取引所グループに所属され弁護士でもいらっしゃる山本渉氏をお招きし、「知られざる証券取引所の活動　～上場会社法制の観点から～」というテーマで講演が行われました。
昨年に引き続き、ネットワークキャンパス東京と岡本キャンパスとを遠隔TV会議システムでつなぎ、法科大学院の学生等も講座に参加しました。参加者は東京が13名、岡本が14名でした。
冒頭、法科大学院の渡辺院長から甲南大学法科大学院について現状を踏まえた説明があり、続いてコーディネーター役の法科大学院山田教授より講師の紹介がなされ、山本氏の講演、その後の懇親会と続きました。

講演では、かつての証券取引所の「手サイン」を実演していただいたり、大阪取引所との関係についての説明など、各項目についてわかりやすくお話をしていただきました。
参加者からも、「素人の私にも大変わかりやすかった。」「取引所、制度の知識を改めて整理できた。」「コーポレートガバナンス・コードの設立の背景がよくわかった。」等のご意見をいただきました。
質疑応答の時間には、東京、岡本両方から質問があり、講演後の東京での懇親会においても、皆さん活発に質問をされており、大変盛り上がった様子でした。

なお、今回で今年の夏期公開講座は終了となります。秋期公開講座は、11月からスタート予定です。
秋期公開講座におきましても皆さまのご参加を心よりお待ちしております。