白川台キャンパス

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白川台キャンパス

非日常の環境で交流を深め、
地域ともつながる
新キャンパスを開設

2016年4月、神戸市須磨区東白川台に「甲南大学 白川台キャンパス」を開設しました。愛称は「コスモスキャンパス」。須磨区の花である「コスモス」にちなみ、学生の無限の可能性を「宇宙(Cosmos)」で表現しています。岡本キャンパスからスクールバスで約40分の距離にあり、学園創立100周年記念白川台セミナーハウス「Ill(アイル)」とグラウンド、野外活動施設で構成されています。セミナーハウスは講義室やセミナー室、体育館、108名収容の食堂と140名収容の宿泊施設を備え、ゼミ合宿や宿泊を伴う多様な活動に対応が可能です。

昨今の大学においては、教員と学生、学生同士が交流する時間を増やすことで、教育効果を高めようとする動きがあります。甲南大学は、宿泊研修施設として広野合宿所、平生記念セミナーハウスを有していましたが、アクセスが不便、食事の提供ができない、多人数の宿泊ができないなどの課題を有していたため、100周年記念事業の一環として整備を行い、新たな交流の場を設けました。

2017年3月には2期工事も竣工し、内部が一新された体育館、バーベキュー施設に加え、キャンパス内の山林を活用した散策路やビオトープが加わりました。ビオトープでは生態系の観察を通じた環境教育が実施されます。

コスモスキャンパスは甲南大学の教育・研究を深化させる場であると同時に、地域貢献や地域連携の拠点でもあります。キャンパスのある東白川台は住民の方が、「共助・共存・共栄」を基本方針に掲げ活発な自治会活動を行っておられますので、こうした地域の方々と甲南大学との連携を強化する取り組みも行っていきます。