あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
新年のフィールド写真講座は、2011年1月10日(祝日)、えべっさんの撮影実習です。11時JR兵庫駅に集合、小雪舞うなか7人が集まりました。昨年は尼崎えびすと西宮えびすでした。午前の尼崎えびすは撮影ができたが、午後の西宮えびすは、想像を絶する人出で身動きがとれず、境内までも届かなかった。
柳原神社参道、駅から300m両側に屋台の店が並び人があふれる…昼から交通規制がなされ更に多くの参拝者で賑わうだろう。「エベッサン」はどちらかと言うと夜の祭だろう。
まず大黒堂があり、恵比寿にあやかって大黒天も大活躍となる。線香の煙を頭にかけて「賢くなりますように…」本当は寒いが心が温かくなるような世界がある。
そして恵比寿さん。たしかに1万円札も多く投げ入れられていたし、商売繁盛の祈りもぐっと熱心だ。
さて、今年はどうでしょうか?きてみるとここ柳原えびすも想像以上のにぎわいで、この分だと午後の人出は撮影どころではなさそうです。「わたし、美容院を経営しているから、去年は西宮えびすにいったけど、今年は何十年ぶりかでこちらにきました。むこうもすごかったけど、こっちもやっぱり大勢の人やね。」ふとした語らいでこの雑踏のなかにも、去年と今年、同じように行動している人たちがいることを発見し、興味深く思います。日本中から集まった屋台の間をぶらぶらあるき、写真を撮りながら、それでも柳原えびすの境内へと進むことができました。
さて場所を垂水・海神社(わだつみじんじゃ)に移す。こちらは観光的な要素は少なく、地元の人達が集まる場所のようだ。それでも十日戎、人出は絶えない。
奥が神社、海まで参道が続き浜に大きな鳥居が建っている。背後は大きな漁港で、地元の漁業関係者によって大切に守られていることが分かる。
午後の撮影場所は、垂水の海神社のえべっさんです。駅の真南にあるこの神社、海にむかって立ち、垂水の漁港へとつながります。そのすぐ西側には明石海峡大橋。漁業振興に尽力した人物の銅像が海を指さして、新旧いりまじる印象深いながめがありました。
漁港の先まで海を見めために歩いた。以前は砂浜だたはずだが埋立で、鳥居から海岸まで10分近く歩くことになる。しかしそこから見える景色は淡路島が眼前にあり、明石大橋が陸と島をつないでいる様子も見えた。古代、海神社の鳥居から見えた景色だ。釣り人がちらほら見える。
最後に境内で記念写真、そのあと垂水駅に集まり、まさと先生をかこんで写真談義。今回はイメージをふくらませて撮れた/今回は賞を狙ってるね・・/つぎは泊まりで実習ができないかな/東京のフィールド写真講座の作品、ぜひ見たいです・・/
みんなまだまだやる気十分です。
撮った画像はすべてCDにして1月末までに出口まさと先生にご提出ください。次回は2月12日(土)10時半から甲南大学にて、今回の画像の合評です。楽しみです。
さて、恒例の甲南大学ギャルリー・パンセでの展覧会が近づいてきました。会期は2011年3月14日(月)~3月26日(土)です。詳細は追ってお知らせいたしますので、こちらもお楽しみに。ぜひご観覧くださいませ。