高田先生を知る。

歴らぼ通信編集部では新しく赴任された高田先生にインタビューしました。高田先生のご専門はイギリス福祉史という分野です。先生がこの分野を選んだのは、幼少期の体験と19世紀の美術評論家であるジョン・ラスキンの「生なくして富は存在しない」という言葉が根底にあるからとのことでした。研究室は趣味の一つである雑貨屋巡りで手に入れた品々が溢れています。インタビューではティッシュケースから始まって万年筆に至るまで、こだわりの品々を見せて頂き、さらにとても美味しい紅茶を振舞って頂きました。これらのこだわりは「本物を身体に入れる」という強い考えから来ているそうです。先生の研究室を訪れると、こうしたコーヒーや紅茶とともに様々なお話が伺えます。皆さんも是非一度訪ねてみてはいかがでしょうか。(3回生・藤本悠華/4回生・橋本文月)

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教育実習体験記

私は、6月の3週間、母校の市川町立鶴居中学校で教育実習を行いました。とてもアットホームな学校で、生徒達は実習生の私をすぐに受け入れてくれました。実習で担当した授業が生徒達に伝わっているかどうか不安に感じ、担当の先生に相談したり、他の先生の授業を見学したりしました。それは大学とは違って実践的に学ぶというものでした。最後の研究授業では、生徒達がたくさん発表してくれたこともあり、とても満足のいく授業が出来ました。実習は3週間という短い期間でしたが、とても貴重な体験となり、より一層教師になりたいと思う機会となりました。(4回生・谷川香菜)

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地理学民俗学資料研究Ⅱ(担当:中辻先生)

私達は、授業の一環として、5月18日に兵庫県川西市黒川地区で、森林ボランティア団体「菊炭友の会」の活動に参加しました。菊炭友の会では、クヌギの植林等を通じて里山を整備しています。その目的は森林の生物多様性を生み出すことだそうです。今回のフィールドワークを通じて、かつて薪炭等の燃料を生産することで人々の暮らしを支えてきた里山の現状を知るとともに、里山と人々の暮らしの中での今後の課題を発見することが出来ました。(3回生・大賀史織)

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