2013年度卒業論文 酒々井風香(東谷ゼミ):新選組イメージの再検討-後世の記録と同時代史料の比較をもとに-

新撰組の研究は、史料の残り具合による制約が大きい。明治政府下における敗者側の史料は秘匿・廃棄され、また明治政府側の視点に立った史料が再生産されていくからである。本論文は、新撰組に関する同時代史料を広く集めるとともに、明治以降に作成された史料については、「どの立場から作られた史料か」という点を徹底的に検討し、その上で等身大の新撰組像を描いたものである。「粗暴な芹沢鴨」という「イメージ」がどう作られたのかなど、多くの成果を出した論文である。(文責:東谷智)

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2013年度卒業論文 三柴慶大(出口ゼミ):我が故郷 高砂の活性化についての一考察

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高砂市民には、「祭り」にかける熱い思いがある。私利私欲とは無縁の奉仕だ。「祭り」とは、地元の人達とともに屋台を担ぎ、「一体感」「連帯感」「達成感」を共有しながら新しい地域の歴史を作り、文化を伝承する作業だ。「世代を越えた」「職種を越えた」交流を行う。幼い頃から参加することにより知らないうちに地元への愛着が育まれ、やがて、ゆるぎない郷土愛となる。「祭り」における絆と精神をもってすれば、何でもできるのではないだろうか。「祭り」を通して内側に形成されていく郷土愛という目に見えない意識に正面から取り組んだ卒業研究になった。

 

博物館実習体験記:箕面市立郷土博物館

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2013年7月30日から8月2日までの4日間と短い間でしたが、大学の中だけでは体験できないことを学ぶ、貴重な経験でした。展示構成について考える機会があり、自分の考えを人に伝えることの難しさ、他校の仲間と協力して展示を完成させたという達成感を得ることができました。また、来館者に「来てよかった」や「また来たい」と思ってもらえるのかを常に考えることの大切さ、そのための行動力の必要性を改めて感じました。これからもこの実習で学んだことを生かしたいと思います。山川 和(2013年度卒)

留学体験記:リーズ大学(英国)

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約半年間(2013年4月~9月)、学校のプログラムで留学し、本当に様々な出会いがありました。実際に外国人と接する中でイメージとは違う印象を感じたり、普段会うことのない国の方々とも授業を受けて、大変いい経験になったと思っています。また、ヨーロッパの様々な国を旅することができたり、多くの人と出会えて刺激的な日々を送ることができました。(4回生・尺采真希)