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2021年新ゼミ生顔合わせ

今年もコロナ禍の中の新ゼミ生配属ということで,なかなか顔合わせをする機会がありませんでしたが,緊急事態宣言も解除されたため,やっと行うことができました.

従来は居酒屋やレストランで和やかにとなるのですが,緊急事態宣言が明けたと言っても飲食しておしゃべりできる状況でもないので,13-102で自己紹介など行いました.

その後は,小グループに別れて歓談しました.

多少は打ち解けたでしょうか? これからも何度かB3とB4で交流する機会を設けたいと思います.

特選論文

先日、情報処理学会で発表した論文「経済ニュースによる景況感指数の足元予測」が、情報処理学会論文誌ジャーナルの特選論文に選出されました。

景況感指数は、通常、個人事業主などを対象にした大規模なアンケートから算出されます。この研究は、代替データとしてニュース記事を用いて景況感指数の足元予測を高精度に行ったもので、低コストかつ速報性が高く、景気変動の要因分析も行えることから、今後の実利用が期待されます。

卒研成果発表会

1月30日に卒研の成果発表会が行われました.今年の4年生の卒論のテーマは以下の通りです.

  • 田中翔梧:擬似ラベルを用いたプライバシーポリシーの重要文識別
  • 野津智哉:言語表現モデルを用いた年代ごとのヒット曲の感情分析
  • 林咲希:多言語文埋め込みを利用した英語論文の検索
  • 黒木翔太:レビューサイトの評価とTwitter上の評判の分析
  • 中岸晴:入力文書に適した画像レコメンドシステムの開発
  • 土本雄大:PU学習を用いた新型コロナウイルスに関するデマの識別
  • 髙田祥平:「参考になった数」に着目したレビューの有用性予測

今年はかなりイレギュラーで,初めてのオンライン開催となりました.学生も戸惑うことが多かったかもしれませんが,幸い大きな問題はなく,無事に全員が発表を終了することができました.(むしろ例年のように聴衆の前に立って発表しなかったので,気持ち的にはずっと楽だったかもしれませんね.)

例年は3セッション並列で行うのですが,今回はオンラインだということで,トラブルがあっても大丈夫なように,余裕を持たせて6セッションで行うことになりました.余裕を持たせた分,質疑が例年2分から3分となり,少しだけ多く質問を受け付けることができるようになりました.それでもちょっと短いので,個人的には5分ぐらいに出来ればなと思っています.

あと,ちょっと気になったのは,オンラインだと原稿を手元に持って読むことができてしまうことです.学生は楽ですが,プレゼンテーションは本来(原稿やスクリーンではなく)聴衆を見て,反応を見ながら話をしないといけないので,みんなが今後社会に出て,あるいは進学してから行うプレゼンテーションのための経験としては,不十分なものになってしまいました.

何度も何度も修正して,繰り返し発表練習をすることで,ロジカルで説得力のあるプレゼン資料を作り,それに基づいて分かりやすい説明するという練習にはなったと思いますが,やっぱり対面での発表とオンラインでは緊張感が違うので,体験してほしかったような気はします.来年は状況が改善していることを祈りましょう!

2020年度卒論進捗報告会(第1回)

今年はコロナで研究がかなり遅れていますが,4年生の進捗報告会を行いました.
新しいB3メンバーもだいたい見に来てくれました.

人数は十数名と少ないのですが,現在の状況ではゼミ室の定員を超えてしまうので,広々した13-103で発表です.

卒論発表会でも使う部屋なので,慣れるのにはいいかも? ^^;

サバティカル

2018年3月から1年間、ノースカロライナ大学(UNC)に在外研究で滞在していました。本当は滞在中に少し記事を書こうかと思ったのですが、すでに帰国して3ヶ月が過ぎてしまいました。。。雰囲気だけでも伝わるよう、写真を少しだけあげておきます。

ちなみに、UNCはマイケル・ジョーダンの出身校として有名で、隣のデューク大学(今年ドラフト1位のザイオンがいたところ)とのバスケの試合は異常に盛り上がります。一度生で見てみたかったのですが、チケットが高すぎて諦めました。^^;

所属先のSILS (School of Information and Library Science)。ここの3階のオフィスで研究していました。

大学キャンパス内の道。緑がいっぱいです。リスもいっぱいいます。

UNCのシンボル「Old Well」。大学のロゴに使われています。

SILSの前の中庭(quad)。朝なのであまり人がいませんが、昼にはたくさんの人が芝生でくつろいでいて、ピクニックのようです。

2017年度卒論発表会!

いよいよ今年も卒論発表会の日になりました.終わるかどうか心配な人も少数いましたが,終盤の追い込みで何とか全員そろって発表の日を迎えることができました! 本当によかったです.

ところで,うちの研究室に限らずですが,4年生だと発表後の質疑があまり噛み合わないことがよくあります.あがってしまって質問が理解できないこと,自分の研究を自分自身で理解できていないことが原因ですが,これが修士まで行くと成長著しく,かなり改善されます.卒研は良い経験だとは思いますが,単なるエクセサイズで終わりがちなので,きちんと力を身につけるには修士も考えてみると良いかもしれません.

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基本,卒論発表会の晩は打ち上げ(追いコン)なのですが,今年はちょっと都合が悪く,翌日の晩に三宮の「きんいち」という店で打ち上げをしました.ちなみに,来年は私が在外研究で不在で,追い出してくれる新ゼミ生(3年生)がいないので,今年は追いコンではなく単なる打ち上げです..後輩がいないというのは結構寂しかったかもしれません(4年生の皆さん,すみません).

そんな少しかわいそうな4年生ですが,みんなからプレゼントまでいただいてしまいました.大切に使わせていただきます.

毎年学生さんに恵まれてありがたいかぎりです.

 

卒論進捗報告会

今日は毎年恒例の年末の卒論進捗報告会(中間発表会)を行いました。今回の会場はiCommonsです!今の4年生は入ったときから(かな?)学生会館が工事中で、いろいろと不便な学生生活を送った世代なので、少しでもiCommonsを活用しようということで、今回の会場になりました。

報告会の理想というか位置付けとしては、ほぼすべての実験が終わって、これから最終発表会に向けてどのようにまとめていくか、ということを議論する場にしたいのですが、現実には、だいたいの人はなんとか終わりまでの道筋だけは決めておこう、という感じになります。。

ここからの追い上げに期待していますね!


発表会のあとは、三宮の居酒屋「満天」で忘年会です。普段は研究の話しかしませんが、飲み会だと学生の個性が少し分かって面白いです。

全員で卒業できるように頑張っていきましょう!

卒論合同中間発表会

10月5日に,小出研究室と山中研究室と合同で中間発表会を行いました.場所は,御影の平生セミナーハウスです.ちなみにセミナーハウスには初めて行きましたが,思っていたよりも立派な施設で,これからもゼミの活動などで利用していきたいと思います!

発表会の方は,1人発表5分,質疑3分と短時間ですが,3研究室の学生が全員発表するので,午後1〜5時までみっちりとやりました.学生の皆さんは発表準備が大変だったと思いますが,今,研究の背景や目的,研究のゴールまでの道筋などをしっかり考えたこと自体が大きな成果になったと思います.質疑も,自分が聞かれる側になるとなかなか難しく,特に最初は質問とかみ合わない答えになったりしがちです.回数をこなすことで上手になりますので,最終発表会に向けて良い経験になったのではないでしょうか.

さて,発表会が終わった後は,懇親会で大変盛り上がりました(幹事の3人のお陰です!).盛り上がり過ぎ,警備員さんにも注意されました.

卒論発表会

いよいよ卒論発表会の当日です!

まずは宇野君で、「広告文と現実との乖離の検出」。ホテルの広告文とレビューをトピックモデルで解析して、ギャップを見つける研究です。

次に小川君。「分散表現を用いた金融極性辞書の拡張」というタイトルで、大規模な経済記事と株価データを分析し、さらに分散表現を応用することで、経済ドメイン固有の極性辞書を作りました。

三番手は衣笠君。「日本語マイクロブログと経済指標との関係性の検証」です。ツイッターから読み取れる大衆の感情(驚き,喜びなど)と日経平均株価との因果性を調べました。

そして住友君は、「もう一品のレシピ推薦に関する研究」。先輩から引き継いだテーマで、Cookpadのデータを使って料理の推薦を行う手法の改善を行いました。

徳野君は「銘柄間の関係性に注目した株価の異常変動検知」という発表です。株価は日々変動していますが、ある程度相関して動く関連銘柄というものがあります。これに着目して異常な株価の変動を検知し、投資シミュレーションを行いました。

最後に水上君。「異言語文間の類似度の推定に関する研究」です。文章の類似度を測る方法や尺度はいろいろありますが、日本語や英語など、異なる言語間での類似度を測る研究はあまりありません。この研究では、ニューラル翻訳モデルというモデルを使って日英文間の類似度を測りました。

プログラミングも卒論執筆も発表準備も大変だったと思いますが、この経験が今後きっと役に立つことがあると思います。

その夜は、打ち上げを兼ねた追いコンを行いました(写真は忘れました…)。OBの人は気軽に研究室に遊びに来てください。

忘年会 2016

12月最後のセミナー時に、3年生のミニプロジェクト報告と4年生の進捗報告会を行いました。3年生は短い時間でなんとか間に合わせてくれました。4年生もだいたい実験結果の報告ができ、どうにか卒論に間に合うかなというところです。

報告会後は、毎年恒例の忘年会です! ただ、幹事さんが予約してくれた三宮の店に行くと、まさかの誤キャンセル (*o*;)

年末の祝日前ということで人が溢れており、研究室の大人数でこれから違う店を探すのも難しそうです… さいわいキャンセルは店側のミスということで系列店を当たってくれ、なんとか別の店に押し込んでもらいました (^^;)

お詫びということで追加料金なしで時間も1時間長くしてもらえたのですが、案内された店は以前も行ったキャベツ鍋、じゃなくてもつ鍋の店。酔っ払っているのか、キャベツ鍋もだんだんと美味しく感じられてきました (笑)