甲南大学 人間科学研究所

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イベント

2018/11/26
研究者・学生の方

第14回KIHS心理臨床ワークショップ<3/19>

HOMEの実施方法を学ぶ―児童養護施設における子育ち環境評価―
日 時:2017年3月19日(日)10:00~17:00
会 場:甲南大学人間科学研究所(甲南大学18号館)
企画・講師:森 茂起(甲南大学文学部・人間科学研究所/臨床心理学)
助言者:水木 理恵(甲南大学大学院) 共 催:甲南大学心理臨床カウンセリングルーム
対 象:児童養護施設等の児童福祉施設において子育て実践を行っている指導員、保育士等、
またはその実践に興味がある関連領域の専門家、大学院生。
定 員:20名
参 加 費:5000円(当日受付にて徴収します)

ワークショップ趣旨
人間科学研究所における子育て、社会的養護を主題とした研究と治療実践の一環として、児童福祉施設における子どもの育ち環境を評価するHOME児童養護施設版の研修を行います。HOMEは、もともと家庭環境を評価するためにアメリカのキャドウェルとブラッドレイが開発した技法です。養育者と子どもが同席する形で面接を行い、育ち環境を評価します。子育て支援実践のために、あるいは研究のために、標準的技法として世界で広く用いられています。今回私たちは、同技法の考え方に基づいて、児童養護施設版(前思春期版)を作成しました。HOMEが行うのは、第三者評価のような施設としての環境評価ではなく、ある特定の子どもにとっての環境の評価です。家庭版と同じく、「物理的環境」「学習環境」「モデリング」「自立の促進」「管理機能」「家族機能」「受容性」の七つの領域について評価しますので、家庭環境と施設環境の違いを理解し、施設において不足しがちな環境要素を補い、また施設環境の強みを生かすための指針となります。本研修会では、ロールプレイによる実習を十分行い、実際に使えるようになることを目指します。

メールにてお申し込みください
件名を「ワークショップ参加申し込み」とし、本文に①氏名、②ご住所、③年齢、④職業(学生の場合は学校名、学年)をご記入の上、下記アドレスまでお送りください。

kihs_info@yahoo.co.jp(締切りは2月28日(火)です)
参加の可否はメールにてご連絡します。

万が一この期間を過ぎても連絡がない場合、お手数ですが当研究所までお問い合わせ願います。

詳しくはPDFをご覧ください。