甲南大学 人間科学研究所

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イベント

2024/7/25
研究者・学生の方

<7/25更新>第6回九鬼周造記念シンポジウム 「時間と実存」<7/27>

※受付は終了しました。

 

甲南大学・人間科学研究所では、これまで九鬼周造にかかわるシンポジウムを開催してきました。6回目となる今回は、哲学の最前線で活躍する研究者を招いて「時間と実存」について議論します。提題者の古田徹也氏は、ウィトゲンシュタインの研究者であり、行為、言語、運、人生などを主題とする著作も発表しています。コメンテーターの池田喬氏は、ハイデガーの研究者であり、現象学の立場から行為や倫理などに関連する著作も発表しています。九鬼と同時代のヨーロッパで活躍した哲学者たちを研究する二人が、九鬼における「時間と実存」の問題にどのようにアプローチし、そこからどのような議論が展開されるのか注目してください。

 

【提題】
「九鬼周造における時間と実存――水平的時間と垂直的時間をめぐって」
古田徹也氏(東京大学)

 

【コメント】
池田喬氏(明治大学)

 

【司会】
吉川孝(甲南大学)

 

【日時】
2024年7月27日(土) 13:00~15:00

 

【会場】
甲南大学岡本キャンパス(18号館3階講演室)
交通アクセス:https://www.konan-u.ac.jp/access/

 

【申し込み】
参加無料、事前申し込み制

※受付は終了しました。事前申し込みのない方は入場できません。

 

【登壇者プロフィール】

古田徹也(ふるたてつや)氏
東京大学大学院人文社会系研究科准教授。『言葉の魂の哲学』で第41回サントリー学芸賞受賞。その他の著書に、『それは私がしたことなのか』(新曜社)、『ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考』(角川選書)、『不道徳的倫理学講義』(ちくま新書)、『はじめてのウィトゲンシュタイン』(NHKブックス)、『いつもの言葉を哲学する』(朝日新書)、『このゲームにはゴールがない』(筑摩書房)、『謝罪論』(柏書房)などがある。訳書に、ウィトゲンシュタイン『ラスト・ライティングス』(講談社)などがある。

 

池田喬(いけだたかし)氏
明治大学文学部教授。著書に、『ハイデガー 存在と行為』(創文社)、『ハイデガー 『存在と時間』を解き明かす』(NHK出版)、『ハイデガーと現代現象学』(勁草書房)、『生きることに責任はあるのか』(弘前大学出版会)、『始まりのハイデッガー』(晃洋書房)、『映画で考える生命環境倫理学』(勁草書房)などがある。訳書に、ハイデガー『現象学の根本問題 (ハイデッガー全集58)』(東京大学出版会)などがある。