
全国で初めて導入された売場面積・品揃え・決済ゾーンの最小モデル 無人決済店舗「TTG-SENCE SHELF」を見てみよう!
みなさん、TTGってご存知でしょうか?TTGはTOUCH TO GOの略で、株式会社TOUCH TO GOが開発した無人決済システムを指します。
2024年9月に甲南大学岡本キャンパス(西校地)13号館1階にあった売店がファミリーマートとしてリニューアルオープンし、全国で初めて最小スペースで展開可能な無人決済システム「TTG-SENSE SHELF」を導入しました。今回は、TTGを導入した経緯や仕組み、その特徴をご紹介します!
13号館売店リニューアルにあたり、TTGを導入した背景
リニューアル前の売店は、平日10時〜15時まで有人対応のみで営業をおこなっている店舗でした。甲南大学西・北校舎には理系の理工学部と知能情報学部の研究室や実験室があり、夜遅くまで研究をおこなっていることが多いです。店舗の時間を伸ばし利用者の満足度を高めることを目的に、TTGの導入に至りました。売店をファミリーマートにすることで、品揃えも450品から700品に増加し、学生・教職員の利便性が向上しました!
TTGで使用している技術 / 13号館西校舎店はどのように運営している?
13号館西校舎店は、株式会社TOUCH TO GOが開発した「TTG-SENSE SHELF」を一部の棚で導入しており、このシステムを全国で初めて導入した店舗です。授業期間中の平日8:00〜10:00・15:00〜22:00、土日祝8:00〜19:00を無人店舗の「TTG-SENSE SHELF」のみで営業しています。
(店内の一角にある無人決済エリア。無人営業時間は、「TTG-SENCE SHELF」のみで営業を行う。)
「TTG-SENSE SHELF」では、天井にある最先端のAIカメラと商品下にある重量センサーの組み合わせで、商品を手に取り、出口でディスプレイの表示案内を確認し、現金や電子マネー等で支払いをするだけで買い物が完了します。ほとんどの商品のスキャンは不要です。*
*13号館西校舎店では、一部自動計算されない商品があります。
(左:購入者の動きを追跡する天井カメラ、右:商品を手に取るだけで、認識される)
平日10:00-15:00は有人店舗として営業し、ファミチキや生協でつくったお弁当等の販売もおこなっています。また、「TTG-SENSE SHELF」は有人営業時も店舗商品棚として使用されています。
(左:セルフレジで決済をしている様子、右:有人営業時に販売されるお弁当)

日本と世界の無人決済システムの今
AIやデジタル技術を活用することで、国内外で従業員が常駐せずに顧客がセルフサービスで商品を購入できる店舗が増えています。新型コロナウイルス感染症の流行以降、非接触型の買い物スタイルが注目されたことも、普及を後押ししているようです。
無人店舗では、最小限の人数での運営による人手不足の解消や営業時間の延長による利益の増加、レジ待ちの時間短縮よる顧客満足度の向上等のメリットがあります。

(商業施設や公共施設等で導入されているTTG)
TTG導入後の学生・教職員の声

このたび、「みなさんのキャンパスライフをもっと便利で豊かにしたい」という思いを込めて、西校舎店をリニューアルオープンいたしました。さっそく、組合員様からは「営業時間が長くなって、すごく便利になりました!」といった嬉しいお声も届いております。新しいシステム(TTG)の導入で営業時間拡大を実現でき、これまで以上に気軽に立ち寄っていただけるようになりました。新しくなった西校舎店が、みなさんの毎日を少しでもサポートできれば幸いです。
現状の利用客数はリニューアル前の約150%、1日200人から250人で推移しています。計画はリニューアル前の2倍1日平均300人を想定しています。これからも、みなさんにとって「あって良かった」と思っていただける場所を目指して、スタッフ一同頑張ります。新しくなった西校舎店へ、ぜひお越しください!お待ちしております!
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今回は、世の中を便利にしている無人決済店舗をご紹介しました!街中でも少しずつ増えてきていますが、難しいと思って利用していない人もいるのではないでしょうか?
ファミリーマート13号館西校舎店では現金やQR決済、クレジットカードを使って、簡単に利用することができます。甲南大学を訪れた際には、開店時間にぜひ利用してみてください♩