体育会バドミントン部所属の孫田太郎さん(済4)の、実業団のバドミントンチーム「丸杉」への加入が決定し、バドミントン部創部初となるS/Jリーガーが誕生しました!
創部初の快挙を成し遂げた孫田さんにインタビューを行いました。

バドミントンS/Jリーグとは・・・?
バドミントンS/Jリーグは、バドミントンの競技発展を目的とした日本の社会人リーグです。
もともと1979年に第1回が開催された「バドミントン日本リーグ」という名称の大会がありましたが、バドミントンのメディア露出や次世代の競技人口の増加を目的として、「バドミントン日本リーグ」をさらに発展させるために、2016年11月5日に「バドミントンS/Jリーグ」が開催されました。
プロリーグへの入団が決定しました。今の気持ちを教えてください。
素直に嬉しいです。プロの世界は大学とは違い、いろいろなプレッシャーのある中で結果が求められてくるのでそこが心配ですが、それと同時に楽しみでもあります。
プロになりたいと思った理由や、プロになると決断した理由などがあれば教えてください。
まずバドミントンという競技が好きだからです。生涯バドミントンをしていきたいと考えています。大きな結果がなかなか出せず、プロになることを諦めかけていた時期もありました。しかし、バドミントンをせずに生きている自分の姿が想像できなかったので、諦めずに目指し続けた結果、夢が実現しました。
結果を残すことはもちろんですが、チームの運営会社の人やファンの皆様など、様々なひとから応援されるような選手になりたいです。
在学中もたくさんの大会で輝かしい戦績を残されていますが、思い出に残っている大会や、孫田さんにとって特別なエピソードなどはありますか?
私が2年生の時の兵庫県総合バドミントン選手権大会で優勝した時です。大学生になって初めてのタイトルを獲得した大会だったのでとても印象的です。そこから徐々に結果が出せるようになりました。
甲南大学体育会バドミントン部はどんなクラブですか?
監督や顧問、部員など、全ての人がいい人です。今年のインカレも自分ひとりのために様々なサポートをしていただき、とても温かさを感じました。
甲南大学体育会バドミントン部の強みや誇れる点はありますか?
監督や顧問、トレーナーなどに支えられながらですが、部員たちで運営していることです。自然と自分で考えることが増えたり、同じ目標を目指す協調性も上がるのでそこが強みです。
全日本総合バドミントン選手権大会の本戦に出場することです。
孫田太郎(まごたたろう)です。いずれこの名前がバドミントンをしていない人たちにも知れ渡るように頑張りますので、応援よろしくお願いします。最後まで読んでいただきありがとうございます。

【顧問 鵤木千加子先生からのコメント】
入学当初から描いていたS/Jリーガーになる夢を実現されたことを、心から嬉しく思います。高校時代はCOVID-19の影響で全国大会が中止され、大学でも活動が制限される困難な状況でした。その中でも強い意志を持ち努力を続けた結果、関西トップクラスの選手となり、全国大会の常連となりました。これからも、その天賦の才を活かし、バドミントンを楽しみ、周囲に感動と幸せをもたらす存在となることを願っています。
【細尾昌宏監督からのコメント】
孫田太郎さんが、当部初のS/Jリーガーとなることは、我々にとって大きな誇りです。彼は、関西学生リーグ戦1部での上位定着に貢献し、令和5年度春季リーグ戦ではMVPに授与されるバドミントンマガジン賞に選出されるなど、常にチームを牽引してきました。個人戦では、兵庫県総合大会男子シングルス3連覇、関西学生新人戦優勝、インカレ男子シングルスベスト16という輝かしい戦績を収めています。彼の卓越したプレーは他の部員たちに良い影響を与え、部の発展に大きく貢献しました。今後のS/Jリーグ戦でのご活躍を心から願っております。
引き続き、皆様からの熱い応援 よろしくお願い致します!
丸杉スティーラーズ 公式サイト (marusugibluvic.com)
BADMINTON S/J LEAGUE(SJリーグ)公式サイト (sj-league.jp)