甲南大学大学院2025年履修要項
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自然科学研究科博士後期課程 自然科学研究科の博士後期課程は、専攻分野について自立して独創的研究を行うに必要な高度の研究能力およびその基礎となる豊かな学識を養い、自然科学に関係する高度に専門的な業務に従事するに必要な能力を養うことを目的とする。 大学院の教育方法については、大学院設置基準第12条に、「大学院の教育は、授業科目の授業及び研究指導によって行うものとする。」と規定されている。この場合において、「授業科目の授業は単位制度によるものであり、研究指導は単位制度によらないものであって、単位制度によらず多様な形で行われる研究指導が大学院の教育上重要な意義を有するもの」とされている。 自然科学研究科の博士後期課程での教育は、専攻ごとに定められた「授業科目」と「研究指導」によって行われる。また、博士課程の修了要件は、大学院設置基準第17条に、「博士課程の修了の要件は、大学院に5年(修士課程に2年以上在学し、当該課程を修了した者にあっては、当該課程における2年の在学期間を含む)以上在学し、30単位以上を修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上、当該大学院の行う博士論文の審査及び試験に合格することとする。(以下略)」と規定されている。 自然科学研究科では、博士後期課程修了の条件を、「修業年限は標準3年。授業科目を所定の単位以上修得し、研究指導を受けた上、博士学位論文の審査及び最終試験に合格すること。」とする。 なお、「授業科目」、「研究指導」、「博士学位論文の審査及び最終試験」については、専攻ごとに定められた履修要項に従うものとする。―111―博 士 後 期 課 程自 然 科 学 研 究 科

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