※1 修了認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー(DP))※2 教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー(CP))※3 カリキュラムマップ 修了認定・学位授与の方針と各科目の関係性および到達目標を示す科目表等を指す。※4 カリキュラムツリー カリキュラムの全体を俯瞰的に把握し、順次性・体系性を意識して履修するためのツールとなるもの。※各研究科・専攻の教育基本方針、DPおよびCPは、それぞれのページに掲載されていますので、参照してください。 本学では、大学院、各研究科・専攻において教育基本方針を定めており、それぞれの基本方針に基づいて、修了認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー(DP))※1 および教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー(CP))※2 を定めています。 これらの方針および大学院学則に定められた人材養成上の目的と学生に修得させるべき能力などの教育目標に基づき、段階的、系統的に授業科目を配置、構成したものを教育課程(カリキュラム)といいます。 各授業科目には、DPに紐づいた到達目標が設定されています。到達目標と各授業科目の対応関係は、カリキュラムマップ※3 や各科目のシラバスに示されています。さらに、専攻毎にカリキュラムツリー※4 を掲載していますので、履修計画の参考にしてください。 修士または博士の学位を得るためには所定のカリキュラムを履修し、大学院学則に定める必要な授業科目の単位を修得したうえで、学位審査を受ける必要があり、計画的に研究活動を行わなければなりません。履修に際しては、本書および『履修ガイドブック』を熟読し、不明な点があれば、各専攻において指導を受けてください。 大学院の教育方針の根本には、学園創立者平生釟三郎が主唱した「人格の修養と健康の増進を重んじ、個性を尊重して各人の天賦の特性を啓発する人物教育の率先」、「世界に通用する紳士・淑女たれ」という建学の理念があります。 この理念のもと、甲南大学大学院は、学士課程段階における教養教育とそれに十分裏打ちされた専門的素養を基礎に、自立して社会に貢献できる専門的知識と技能の教授を通じて、【修士課程】では、それぞれの分野において実社会に貢献しうる専門的知識・能力を身につけた高度専門職業人の養成と自立した研究者の養成をめざします。【博士後期課程】では、それぞれの分野においてより深い専門的知識・能力を有する高度専門職業人の養成と独創的な研究ができる研究者の養成をめざします。大学院、研究科・専攻等の教育基本方針に基づき、どのような力を身に付けた者に修了を認定し、学位を授与するのかを定める基本的な方針であり、学生の学修成果の目標となるもの。ディプロマ・ポリシーの達成のために、どのような教育課程を編成し、どのような教育内容・方法を実施し、学修成果をどのように評価するのかを定める基本的な方針。―2―甲南大学大学院(修士課程・博士後期課程)における教育基本方針は じ め に
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