甲南大学大学院2025年履修要項
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 1.履修登録の際に研究指導教員とよく相談すること。2.専攻横断科目の履修について⑴ 専門探究コースにおいては、研究指導教員が必要と認めた場合、他専攻の専門科目と併せて8単位を上限として、専攻横断科目を修了単位に充てることができる。⑵ 多元教養コースにおいては、専攻横断科目を8単位以上12単位以内履修すること。3.関連基礎科目の履修について ⑴ 研究指導教員が必要と認めた場合、専門探究コースと多元教養コースにおいては4単位を上限として、リカレントコースにおいては12単位を上限として、関連基礎科目を選択科目に充てることができる。⑵ 関連基礎科目には以下の学部専門科目を充てることができる。⒜ 「哲学基礎研究Ⅰ~Ⅴ」は、文学部人間科学科専門科目のうち「現代思想」、「比較思想史」、「日本哲学史」、「宗教思想史」、「倫理思想史」、「哲学思想史」、「環境学」、「人間環境論Ⅰ・Ⅱ」から選択すること。ただし、専門探究コースと多元教養コースにおいては、Ⅰ、Ⅱの順に、リカレントコースにおいては、Ⅰ~Ⅴの順に履修すること。⒝ 「芸術学基礎研究Ⅰ~Ⅴ」は、文学部人間科学科専門科目のうち「モダンアート研究」、「現代芸術研究」、「芸術表象論」、「芸術社会史」、「アート・ワークショップ実践」、「現代芸術ワークショップ」、「デザイン・ワークショップ入門」、「デザイン・ワークショップ実践」、「融合フォーラム(文化と自然)」から選択すること。ただし、専門探究コースと多元教養コースにおいては、Ⅰ、Ⅱの順に、リカレントコースにおいては、Ⅰ~Ⅴの順に履修すること。⒞ 「心理学基礎研究Ⅰ~Ⅴ」は、文学部人間科学科専門科目のうち「心理学史Ⅰ・Ⅱ」、「心理検査法」、「教育・学校心理学」、「精神疾患とその治療」、「神経・生理心理学」、「心理的アセスメント」、「心理尺度構成法実習」、「心理調査計画法」、「知覚・認知心理学」、「健康・医療心理学」から選択すること。ただし、専門探究コースと多元教養コースにおいては、Ⅰ、Ⅱの順に、リカレントコースにおいては、Ⅰ~Ⅴの順に履修すること。⑶ 関連基礎科目の評価は、学部の評価基準に加えて、リサーチペーパー/総合所見(科目によって異なる)の提出をもって行う。4.リカレントコースにおける選択科目の履修について リカレントコースにおいては、履修登録の際に研究指導教員と相談したうえで、哲学領域、芸術学領域、心理学領域のいずれか一つを主領域として選び、この領域を中心に履修することが望ましい。領域による選択科目の区分は以下の通りとする。⒜ 哲学領域の選択科目は、「人間科学思想研究」、「言語思想研究」、「人間・環境学研究」、「環境倫理研究」、「生命倫理研究」、「現代思想特論」、「環境教育学特論」である。(これらに加え、上記「哲学基礎研究Ⅰ~Ⅴ」を充てることができる。)⒝ 芸術学領域の選択科目は、「現代芸術思想研究」、「芸術思想研究」、「現代社会と表現」、「芸術と福祉」、「美学思想特論」、「言語イメージ特論」である。(これらに加え、上記「芸術学基礎研究Ⅰ~Ⅴ」を充てることができる。)⒞ 心理学領域の選択科目は、「発達心理学特論」、「社会心理学特論」、「人格心理学特論」、「臨床心理学特論」、「心理学統計法特論」、「心理学研究法特論」、「生態心理学特論」である。(これらに加え、上記「心理学基礎研究Ⅰ~Ⅴ」を充てることができる。) 博物館学芸員は、博物館で資料の収集、保管、調査研究、展示等に携わる専門職である。ここでの博物館とは、美術館、環境系自然博物館、水族園、植物園、郷土館、記念館等広く含んでいる。これらの博物館は社会教育・生涯学習のための施設であるため、学芸員は研究者と教育者という二つの性格を持っている。 学芸員資格は、学士の称号を有し、法令によって定められた単位を修得することによって得ることができる。人間Ⅰ.履修についてⅡ.博物館学芸員資格について―56―

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