1.上記の授業科目を履修するとともに、その研究分野について研究指導を受けること。2.開講科目ごとに、それぞれの授業に出席して指導を受けること。 博士論文、口述試験および公開講演会の結果に基づき、原則として主査1名、副査2名による総合評価を行い、以下の審査項目を満たしている学位論文を合格とする。1.研究課題の妥当性 研究課題は、新規性、進歩性、有用性、独創性、発展性、資料性等において優れた特徴を有していること。2.情報収集能力 十分な文献研究動向の調査に基づき、自らの研究の意義や重要度と、他の研究との関連性・相違点について理解できていること。3.研究方法 当該研究課題に即した論に基づき、適切な研究方法、または独創的な研究方法を用いていること。4.分析能力 分析に用いた手法が適切であること。また、その分析から導かれる考察が妥当なものであること。5.情報発信能力 研究内容をわかりやすく説明でき、質問に正確かつ端的に答えられること。6.論文作成能力 論文の体裁(表紙、目次、章立て、結論、参考文献、資料、要旨等)が整っていること。7.総合判断 独自の視点や手法を有し、研究者として当該分野の発展に貢献すると考えられること。[博士学位取得のプロセス]1年 前期 オリエンテーション、指導教員の決定、研究計画の作成 「日本文学特殊研究演習Ⅰ」または「日本語学特殊研究演習Ⅰ」において研究・論文指導 後期 研究発表、研究成果について指導教員に報告2年 前期 「日本文学特殊研究演習Ⅱ」または「日本語学特殊研究演習Ⅱ」において研究・論文指導 後期 研究発表、研究成果について指導教員に報告3年以上「日本文学特殊研究演習Ⅲ」または「日本語学特殊研究演習Ⅲ」において研究・論文指導、指導教員の指導のもとで博士論文作成を進める博士論文提出(10月)公開講演会、口述試験(1月)学位授与(3月) *前期提出の場合◦博士論文提出(5月)◦公開講演会、口述試験(7月~8月)◦学位授与(9月)Ⅰ.履修についてⅡ.博士論文について 【博士論文審査基準】―64―
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