人文科学研究科博士後期課程1.在籍期間中は、研究指導教員による研究指導を受けること。研究指導教員を決めるに際しては、必ず面接指導を受けること。2.オリエンテーションは、修士課程の学生と合同で行うので、必ず出席して指示を受けること。 以下の審査項目について、博士論文ならびに口頭試問の結果に基づいて、審査委員会による総合評価を行い、以下の審査項目を満たした学位論文を合格とする。1.研究テーマの妥当性 研究テーマは、新規性、進歩性、有用性、独創性において優れていること。2.分野における自身の研究の位置付けについて 十分な文献や研究動向のリサーチを行い、先行研究に対する適切な評価を行うとともに、自分の研究の意義や重要度と、他研究との関連性や相違を明確に示していること。3.研究方法の適切性 当該研究テーマに即したデータを用い、英語学・言語学分野、または英米文学・文化分野における適切な研究方法を用いていること。4.分析能力 分析・解釈に用いた方法が適切であること。また、その分析・解釈から導かれる考察は、研究結果に即したものであり、新たな知見を見いだすことができていること。5.情報発信能力 研究内容を分かりやすくプレゼンテーションでき、質問に正確かつ端的に答えられていること。6.論文作成能力 論文の体裁(表紙、目次、要旨、章立て、結論、参考文献、資料等)が整っており、論旨に充分な一貫性があること。7.総合判断 独立した研究者として、倫理的配慮のもとに、研究を推進する能力を有していると考えられること。[博士学位取得のプロセス]1年次 前期 オリエンテーション、指導教員の決定、研究計画に関する指導教員との相談(4月) 領域ごとの「特殊研究演習」または「特殊研究」において研究・論文指導を受ける 後期 年度末に研究成果を指導教員に報告2年次 前期 1年次に引続き、領域ごとの「特殊研究演習」「特殊研究」において研究・論文指導を受ける 後期 年度末に研究成果と博士論文の進捗状況を指導教員に報告3年次以上 前期 指導教員と相談しつつ研究および博士論文作成をすすめる 後期 博士論文提出(10月) 口頭試問、公開講演会(1月~2月) 学位授与(3月) *前期提出の場合 ◦博士論文提出(5月) ◦口頭試問、公開講演会(8月) ◦学位授与(9月)Ⅰ.履修についてⅡ.博士論文について[博士論文審査基準]―69―
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