甲南大学大学院2025年履修要項
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 自然科学研究科修士課程は、自然科学分野の広い学識を教授するとともに、専攻分野における専門的知識と研究および応用の能力を培い、自然科学に関係する専門的な業務に従事するに必要な能力を養うことを目的とする。 大学院の教育方法については、大学院設置基準第12条に、「大学院の教育は、授業科目の授業及び研究指導によって行うものとする。」と規定されている。この場合において、「授業科目の授業は単位制度によるものであり、研究指導は単位制度によらないものであって、単位制度によらず多様な形で行われる研究指導が大学院の教育上重要な意義を有するもの」とされている。 また、大学院設置基準第16条に、「修士課程の修了の要件は、大学院に2年(2年以外の標準修業年限を定める研究科、専攻又は学生の履修上の区分にあっては、当該標準修業年限)以上在学し、30単位以上を修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上、当該修士課程の目的に応じ、当該大学院の行う修士論文又は特定の課題についての研究の成果の審査及び試験に合格することとする。(以下略)」と規定されている。 これに基づいて、自然科学研究科での教育は、専攻ごとに定められた「授業科目」と「研究指導」によって行われる。また、修了の条件を、「修業年限は標準2年。授業科目を所定の単位以上修得し、研究指導を受けたうえ、修士学位論文の審査及び最終試験に合格すること」とする。 なお、「授業科目」、「研究指導」、「修士学位論文の審査及び最終試験」については、専攻ごとに定められた履修要項に従うものとする。 ⑴ 授業科目   専門科目:各専門分野に関する専門的知識を身に付けるための科目。   基礎科目:幅広い視野を身に付けるための関連領域に関する科目。   共通科目: 自立した研究者や技術者として必要な能力や技法を身に付けるための科目など、研究科共通で行う科目。  上記の3種類があるので、その中から指示に従って必要単位数を履修すること。 ⑵ オリエンテーション   オリエンテーションは専攻ごとに行うので、それぞれの専攻の指示を受けること。―86―修 士 課 程自 然 科 学 研 究 科

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