社会人特別選抜入学試験の導入

5月選抜・12月選抜・2月選抜

社会人特別選抜入学試験(5月選抜・12月選抜・2月選抜)を実施する。

募集人員

若干名。

受験資格

大学卒業またはこれに準ずる学歴があることの他(受験資格については、リンクのページを必ずご覧ください。また、募集要項で確認してください。不明のとき、法科大学院事務室へ照会してください)、次の条件を満たしていること。

①既修者コース志願者
出願時並びに入学時に有職社会人であり、さらに出願時までに通算3年以上の職務経歴があること(但し、主夫/主婦を除く)。
②未修者コース志願者
出願時並びに入学時に有職社会人であり、さらに出願時までに継続して5年以上同一の会社・自治体・団体等の組織で勤務していること。

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試験方法

【既修者コース入学試験】
・専門筆記試験(6科目。憲法・民法・刑法・商法・民事訴訟法・刑事訴訟法)の実施
・国家資格などについて出願書類により付加点を計算。
・司法試験または予備試験いずれかの論文試験の成績に応じた付加点の計算。
以上の総合評価により合否判定を行う。

【既修者コース試験科目・配点・試験時間・合否判定における配点】

入試制度 試験科目等 配点 試験時間
5月選抜
(本学入試)
(2018年度秋入学)
 
12月選抜・2月選抜
(本学入試)
(2019年度春入学)
憲法
刑法
2科目400点
(各200点)
10時00分〜
12時00分
120分
民法
商法
300点
(民法200点・
商法100点)
13時00分〜
15時00分
120分
民事訴訟法
刑事訴訟法
2科目200点
(各100点)
15時30分〜
17時30分
120分
出願書類
(付加点)
350点
合計 1250点    

注1)専門筆記試験の各科目のうち、憲法・刑法・民法・商法については、各配点の60%の得点を合格最低基準点とし、民事訴訟法及び刑事訴訟法については、各配点の50%の得点を合格最低基準点とします。

注2)専門筆記試験のいずれか1科目でも合格最低基準点に満たない得点の科目がある場合は、不合格とします。

注3)民事訴訟法の出題範囲は、処分権主義、弁論主義などの民事訴訟法の基本原則とそれに関連する問題、第一審手続(ただし、複数請求訴訟と、訴訟参加・訴訟承継を含めた複数当事者訴訟は対象外)とします。

注4)専門筆記試験では、六法を貸与します。

注5)志望理由書について、法曹養成の趣旨及び理念並びに本法科大学院の教育理念等に反するような場合などにおいて、不合格とすることがあります。

●既修者コース・司法試験または予備試験の付加点計算方法
司法試験で論文試験が採点の対象となった場合、または予備試験の論文試験まで受験した場合、以下の方式によってその成績を加算する。審査対象は、司法試験の場合、本法科大学院入学試験受験日から過去5年間以内に受験した試験とする。予備試験の場合、本法科大学院入学試験受験日から過去2年間以内に受験した試験とする。上記の期間内において、いずれか任意の年の試験成績を提出するものとする。

ア:司法試験の場合、成績を提出する年に合格とされた総合点の累計割合を基準とする。
イ:予備試験の場合には論文試験の合格とされた得点の累計割合を基準とする。
ウ:いずれも小数点以下を切り捨てて計算する。
エ:それぞれ基準となる合格点の累計割合に対して、受験する者の持ち点が、下記の分布の範囲内にあるとき、各指定の点数を加算する。
①下位方向に、20%を足した範囲内までに分布する場合 300点
②下位方向に、21%から35%までを足した範囲に分布する場合 200点
③下位方向に、36%を足した累計割合よりさらに下方に分布し、累計割合全体の最下位から15%以上の範囲に分布する場合 100点

【未修者コース入学試験】
・口頭試問の実施。
・職歴や一定の資格に応ずる付加点の算出(提出書類による)
以上の総合評価により合否判定を行なう。

【未修者コース試験科目・配点・試験時間】

入試制度 試験科目等 配点
5月選抜
(本学入試)
(2018年度秋入学)
 
12月選抜・2月選抜
(本学入試)
(2019年度春入学)
口頭試問 50点
出願書類(付加点) 50点

注1)当日提示する課題文章及び志望理由書について口頭試問を実施する。

注2)志望理由書について、法曹養成の趣旨及び理念並びに本法科大学院の教育理念等に反するような場合などにおいて、不合格とすることがある。

入学時期
5月選抜 2018年度秋入学
12月選抜・2月選抜 2019年度春入学
出願期間

【5月選抜】 4月17日(火)〜4月23日(月)(23日消印有効)
【12月選抜】 11月8日(木)〜11月14日(水)(14日消印有効)
【2月選抜】 2019年1月18日(金)〜1月25日(金)(25日消印有効)

試験日・試験地・合格発表
入試制度 コース 試験日 試験地 合格発表
5月選抜入試
(2018年度秋入学)
既修者コース 5月13日(日) 本学(西宮) 5月25日(金)
未修者コース
12月選抜入試
(2019年度春入学)
既修者コース 12月2日(日) 本学(西宮) 12月8日(土)
未修者コース
2月選抜入試
(2019年度春入学)
既修者コース 2月17日(日) 本学(西宮) 2月28日(木)
未修者コース
試験地

本学(西宮)…甲南大学西宮キャンパス/ 西宮市高松町8-33

入学検定料

入学検定料5、000円。同一年度内に実施される一般入学試験(A日程・B日程・C日程)の未修者コースおよび既修者コースと、社会人特別選抜入学試験(5月選抜・12月選抜・2月選抜)の全て(最大12回)が受験可能となる。

併願について

・同一の試験日における既修者コースと未修者コースの併願はできない。
・2月17日(日)の同一の試験日の社会人特別選抜入学試験と一般入学試験の併願はできない。

出願資格

次の(1)及び(2)の条件を満たす者

(1)既修者コース、未修者コース志願者は、それぞれ次の要件を満たすこと

①既修者コース志願者

出願時並びに入学時に有職社会人であること、及び出願時までに通算3年以上の職務経歴があること(但し、主夫/主婦を除く)。

②未修者コース志願者

出願時並びに入学時に有職社会人であること、及び出願時までに継続して5年以上同一の会社・自治体・団体等の組織で勤務している者であること。

(2)次のいずれかの要件に該当する者

①大学を卒業した者。但し、12月、2月実施の入学試験においては2019年3月末日までに卒業見込みの者を含む。

②独立行政法人大学改革支援・学位授与機構から学士の学位を授与された者

③外国において、学校教育における16年の課程を修了した者

④外国の学校が行う通信教育における授業科目を我が国において履修することにより当該外国の学校教育における16年の課程を修了した者

⑤我が国において、外国の大学の課程(その修了者が当該外国の学校教育における16年の課程を修了したとされるものに限る。)を有するものとして当該外国の学校教育制度において位置づけられた教育施設であって、文部科学大臣が別に指定するものの当該課程を修了した者

⑥専修学校の専門課程(修業年限が4年以上であることその他の文部科学大臣が定める基準を満たすものに限る。)で文部科学大臣が別に指定するものを文部科学大臣が定める日以後に修了した者

⑦文部科学大臣の指定した者

⑧入学時に、大学に3年以上在籍または外国において学校教育における15年の課程を修了し、所定の単位を優れた成績をもって修得したものと本法科大学院が認めた者

⑨学校教育法第102条第2項の規定により大学院に入学した者であって、本法科大学院における教育を受けるにふさわしい学力があると認めた者

①個別の入学資格審査により、大学を卒業した者と同等以上の学力があると本法科大学院が認めた者で、22歳に達した者

注)⑦の資格によって出願資格の認定を希望する者は、あらかじめ本法科大学院事務室まで問い合わせの上、入学資格審査に必要な書類を入手し、出願開始日の1ヵ月前までに提出すること。