KONAN プレミア・プロジェクト「文学、あります」第1回文芸イベント 外側に紡ぐ物語 ― 村田沙耶香さんに聞く小説の世界 ― 村田沙耶香さん公開インタビュー |
日時:2023年12月9日(土) 15:00開演(17:30終演予定)
場所:甲南大学岡本キャンパス 甲友会館
参加無料 事前申込制
■■■>> 会場参加申込フォーム << ■■■
>> オンライン視聴(申込不要) <<
2016年に「コンビニ人間」で芥川賞を受賞した村田沙耶香さんは、常識や当たり前の「外側」にいつも物語を紡いできました。それは、ときとして私たちの見たくない部分を直視させるような強烈な「外側」です。家族や愛情のあり方に疑問を提示し、生死やセックスさえもタブー視せずにその「外側」を描く村田さんの小説は、いかにして生まれているのか。その背景にあるものは何なのか。そしてそれを読むことで私たちはどんな意味を作り上げるのでしょう。今や海外でも30を超える言語に翻訳されている世界文学の登場人物の一人でもある村田さんの「脳世界」を、公開インタビューで覗いてみます。
■ プログラム ■
・開会のあいさつ、趣旨説明
・村田沙耶香さん公開インタビュー&朗読
・フロアとのQA
・閉会のあいさつ
撮影:藤岡雅樹 書影:『コンビニ人間』文芸春秋, 2016
村田沙耶香(むらた さやか)
1979年千葉県生まれ。2003年「授乳」で群像新人文学賞優秀作、09年『ギンイロノウタ』で野間文芸新人賞、13 年『しろいろの街の、その骨の体温の』で三島由紀夫賞、16年『コンビニ人間』で芥川賞を受賞した。ミリオンセラーとなった『コンビニ人間』は、38以上の国と地域で翻訳されている。20年には『地球星人(Earthlings)』 、22年には『生命式(Life Ceremony)』の英訳が刊行されるなど、世界各国で注目を集め続けている。その他の著作に『殺人出産』『変半身』『タダイマトビラ』 ほか。
主催: 甲南大学文学部 チーム「文学、あります」& 甲南大学図書館