教育学習支援センターのご紹介

◆所長ご挨拶

『 学生どうしの人格の触れあいによる真の人間教育が目標 』

教育学習支援センター所長
鳩貝 耕一

 本学の創始者平生釟三郎は、真の人間教育には人格の触れあいが必要であるということを説いています。僣越ながら、本学を卒業した私が感じることは、一人ひとりの顔の見える少人数教育を目指している本学では、先生と学生あるいは学生どうしの人格の触れあいが人を育てているということです。当センターは2015年度に発足しましたが、学生自身の能動的学習(アクティブ・ラーニング)をサポートするための様々な取り組みを一貫して行っています。特に力を入れているのは、ラーニング・アシスタント(LA)と呼ばれるピア・サポーター(学生が学生の学びをサポートする)を授業に派遣する業務です。教育の中で学生どうしの人格の触れ合いによるケミストリー(良い相乗効果)を生みだすことで、社会人に一歩近づくための人物教育に貢献したいと考えています。
 日本においては、2020年度に始まった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が社会のありかたを大きく変えようとしています。高等教育においては、オンライン教育あるいは遠隔授業などと呼ばれるインターネットを通した授業の実施を強いられました。私自身、実際に授業を進めていく中で、ネットワークを経由しても先生と学生あるいは学生どうしの人格の触れ合いが可能であるということを確認いたしました。当センターでは、本学でWeb授業と呼んでいるオンライン教育のサポートも行っています。今後の方向性としては、対面とオンラインをどのように組合せれば、より新しい効果的な人物教育が可能なのか、そのありかたを探っていくことで、より良い学びを推進することが重要な課題となっています。
 また、当センター業務の一つとして、教育の質向上のためのデータ収集と解析、すなわちIR(Institutional Research)も行っています。本学の教育の現状を正確に把握し、よりよい教育のための方策を得るための基礎データを提供しています。


◆おもな業務

(1)教育支援と学習支援
 教育支援 
 ・ Webを活用した授業運営の支援活動(Tipsの作成・FDの実施など)
 学習支援:
 ・ラーニング・アシスタントの派遣・育成
 ・ライティング・サポートの実施・サポーターの育成
 ・ラーニングコモンズの運営
(2)IRデータの収集・分析
 IRデータを教育の改善に活用するツールとすべくIRレポートを発行
 →内部質保証活動に客観的なデータを提供する
 →学部・センターの授業改善(FD)
 →各種アンケートの実施・集計・分析
  学生対象:授業改善アンケート・学生調査
  教員対象:授業アンケート
  卒業生対象:卒業生調査
(3)KONAN サーティフィケイトの推進
 授業では評価しきれない個性ある挑戦を評価し認定する
 ・5つある分野全体の推進
 (ライブラリ・グローバル・ボランティア・スポーツ・ラーニングサポート)
 ・ラーニングサポート分野の推進
(4)大学としての教育情報の発信
 大学教育に関する研究成果、実践報告を学内外に発信する
 ・紀要やFDニュースの発行
 大学情報の発信
 ・大学ポートレートへの情報発信


◆スタッフ

 ◇所長   鳩貝 耕一 (共通教育センター 教授)

 ◇副所長  篠田 有史 (共通教育センター 准教授)

 ◇フェロー 千葉 美保子 (共通教育センター 講師)


◆規程上の設置の目的と職務分掌

教育学習支援センター、全学教育推進機構の方針及び計画に基づき、次の各号を行うことを目的とする。
(1) 教育の質保証に関する活動を通じて、全学の教育を支援すること。
(2) 学びの機会と環境の提供を通じて学生の学習を支援すること。
(3) サイバーライブラリ(以下「サイブラリ」という。)の施設、設備、学習用図書等の整備を通じて、学生の学習環境を向上すること。

上記の目的を達成するため、次の業務を行う。
(1) 先進的な授業形態、学習方法等の推進及び支援
(2) 先進的な授業形態、学習方法等に関する研究開発
(3) 学習支援等に関わる学生アシスタントの資質向上に係る支援
(4) 教学に関する学内外の情報の収集及び分析並びに学内外への情報の発信
(5) サイブラリの図書、資料等の収集、保管に関する事項
(6) サイブラリの運営及び利用に関する事項
(7) その他センターの運営に必要な業務


◆沿革

 平成27年4月1日、これまで19年にわたり本学の情報教育の礎を築いてきた情報教育研究センターを改組し、新たに『教育学習支援センター』として生まれ変わりました。これまで実施してきた基礎的な情報教育の実施は共通教育の枠組みに移行しましたが、様々な形態によるアクティブラーニング、オンライン学習など、本学における情報教育及び学習支援の両面から、全学の教育を支援します。 教員の「こんな授業をしてみたい」、学生の「こんな学び方をしてみたい」を実現し、全学的な教育学習支援を通じて、「教育力の甲南」を推進する取り組みを実施していきます。


◆ 英語名称・略称について

英語名称は、「Learning Utility Center for Konan University Students」
略称は、その頭文字をとってLUCKS(ラックス)です。


◆教育学習支援センターの開室時間・場所

開室時間: 平日 9時~17時 (夏期休暇中は10時~16時:こちらをご覧ください)
場所: 岡本キャンパス 5号館3階 サイバーライブラリ内