2017/05/12

東京甲南会月例会でフェアトレードに関する講演を行いました

東京甲南会が行っている月例会では、甲南大学の卒業生を講師とし、関東在住のOB/OG向けに月に一度講演会を行っています。
4月25日に行われた月例会では、株式会社福市の代表取締役をされていらっしゃる高津玉枝氏をお招きし、
「フェアトレードとは～みんなが笑顔になれる社会に～」という
テーマの下、講演を行いました。
高津氏は企業のマーケティング会社を経営されていらっしゃいましたが、インドでNGOと出会ったことをきっかけに、フェアトレードに取り組むようになりました。
何よりも現地生産者とのつながりを大事にし、NGOとの
パートナーシップでフェアトレードを新しい価値として周知させること、持続可能な社会へ貢献することを目的に進めてきた結果、
現在では「Love & sense]というフェアトレードのセレクトショップを
阪急うめだ本店に常設展として置くほど定着しました。

また東北大震災の際には被災地支援プロジェクト「EAST LOOP」を立ち上げ、被災者が自ら編み物を行いその商品を販売することで復興に寄与しました。
その取り組みは経産省、復興庁の事業にも採択されました。
フェアトレードからスタートした高津氏の活動は今では各種セミナー、講演会、ビジネス支援等と大きく広がっています。
世界のことも100年後のこともすべて「私」とつながっていると
話す高津氏。
講演に参加された方からは、フェアトレードに対する
意識が変わった、自分も何らかの形で貢献したいという
声が聞かれ、盛会のうちに講演を終了致しました。
フェアトレード1
Love&sense阪急梅田店