甲南大学

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TOPICS 2019/12/16

経営学部BPコースインターンシップ生が東京でのインターンシップを終了しました!

 
 

経営学部のBPコースによる長期インターンシップは、3か月間の長期インターンシップのうち株式会社パソナのインターンシップを東京で行っています。
このインターンシップに参加する学生は9月から11月までの3か月間、平日はパソナでのインターンシップ、土曜はNC東京に来て遠隔テレビによる授業を岡本のインターンシップ生と共に行います。
今年度の参加者は経営学部3回生の大堀舞佳さん、渡辺早紀さんの2名です
11月末でインターンシップを終えたお二人に、NC東京からの質問にそれぞれ答えていただきました。
(大堀さん:O、渡邊さん:Wとさせていただいています)

1.長期インターンシップについて
Q: 長期インターンシップに参加しようと思った理由 を教えてください
O: 長期インターンシップに参加しようと思った理由は、「東京での一人暮らしの夢のため」「人材サービス業に興味があったため」です。前者は、私が小さいころからの夢です。
甲南大学を選んだのも就職率がいいという特徴があるからでした。
また、私は入学前からBPコースのことを知っており、とても興味を抱いていました。調べていくにつれ、人材サービスの会社であるパソナグループの面白い社風などに惹かれたのでこのインターンに立候補しました。
W:私は大学で部活動にも参加しておらずバイトも飲食業ばかりだったので、大学生のうちに何かに一生懸命に取り組みたいと思っていたのでBPコースに入り、
3か月のインターンシップにも参加させていただきました。
Q:実際にインターンシップに参加されて感じたこと、学んだことを教えてください
O:インターンに行って感じたのは、会社に通うことが大変だということです。朝同じ時間に起きること、行も帰りも満員電車に乗り通勤すること、メールや会話で礼儀に気を付けなければならないことなど、社会人なら当たり前であろうことになれるのが大変でした。 学んだことは、プレゼン発表などでは「背景」をしっかり説明することが大事であるということです。提案や調査をする場合、そこに至った背景の説明を求められることが多くありました。背景や根拠がぐらついたままだと提案に説得力がなくなるので、プレゼンを重ねていくにつれて背景の作りこみを意識しました。
W:私は家族や周りに企業で働いている人がいなかったので、企業で実際に働いている方のリアルな現場のすべてが新鮮でした。インターンシップ中は、慣れないことが多くたくさん苦労もしましたが、たくさんの方が支えてくださり、充実した毎日を過ごすことができました。3か月の間に、自分の得意なこと、苦手なことがはっきりと理解できたので、自分自身を見つめなおし次に何をするべきかを考えられるようになりました。
東京での生活は本当に刺激的でした。日本の中心ということもあり、情報量も人口も多い場所で3か月間過ごせたことは、非常に貴重で他にない体験ができたと思います。
個人的には、東京は関西よりもずっと海外の方が多くてインターンシップの中でも海外事業にたくさん関わらせていただいたり、寮での生活で今までどこか遠い存在に感じていた海外の方たちとたくさん交流ができたのも非常に楽しく、自分にとっての財産になったと思います。
Q:今度インターンシップに参加するならどのようなプログラムに参加したいですか
O: 今回は一つの部署でじっくりプレゼンや課題発見・提案を行いました。次にインターンシップ参加するなら、社員さんの一日密着や新入社員さんとの交流のようなものを体験してみたいです。
W:私は、このインターンシップで海外に非常に興味を持ったので、海外インターンシップにも挑戦してみたいなと思います。

2.東京での生活について
Q:一人暮らしをしてよかった点、苦労した点を教えてください
O:東京の寮はとっても快適でした。寮長・寮母さんは優しくて、寮生の方たちもいい人たちばかりでした。一人暮らしは夢だったので、自分の分の家事をするのも苦ではなかったです。朝夜のご飯もおいしかったです!
W:寮での生活は一人暮らしをしたというよりシェアハウスをしたような感覚で、毎日いろんな国の子たちに囲まれてご飯を食べたり、今まで知らなかった国の裏話?みたいなものをたくさん 聞けたのがとても楽しくて、いい時間だったなと思います。寮でできた友達と毎週のように遊んでいたので、休日も非常に刺激的で楽しかったです。
苦労した点は、ずっと実家暮らしだったので洗濯がしんどかったです。外に干したときに雨が降ってきて急いで帰ることが多々あって、お母さんありがとうと思いました。
Q:東京の生活で楽しかった点、大変だった点 を教えてください
O: 東京での生活で楽しかったのは、どこへ行っても面白いものがある点です!目的もなく散歩をしていても、きれいなお店や公園、美術館などが多くて退屈しませんでした。電車のダイヤもかなり細かくて、移動にも困りませんでした。
一方大変だったのも、電車です。同じ駅でも乗り換えに時間がかかったり、出口が多くて迷うことが多かったです。3か月でようやく東京駅の中を迷わず歩くことができました。
 W:東京での生活は、全部楽しかったです。毎週興味のある展覧会を見つけて何個もハシゴしたり、関西から友達が何人か遊びに来てくれたのでおいしいものを食べに行ったり、本当に夢みたいに楽しかったです。大変だった点は、関西とのギャップと満員電車です。関西で通用する、ノリみたいなものがあまり通用しなかったのが寂しかったです(笑)
毎日の通勤電車は、かなりしんどくて思いだしただけでも恐ろしいです。でも、東西線を経験したおかげで、関西に帰ってからどの電車に乗っても空いてるなと思えるようになりました。
Q:東京で好きな場所 を教えてください
 O:東京で一番好きな場所は、寮の屋上です。普段は洗濯物を乾かすために行くの      ですが、インターンで疲れた心を癒す場所でもありました。東京の空も意外と星       が見えるんですよ。音楽を聴いたり軽く体操をしてリフレッシュしていました。
 W:皇居周辺の公園。毎週晴れた日は、お昼を買ってわざわざ皇居の近くで食べて ました。みんなが本を読んだり、ピクニックしたりしてのんびりした空気なの          がとっても良かったです。
上野。国立の博物館や、美術館がたくさんあってとても楽しかったです。駅周             辺においしそうな居酒屋さんや喫茶店もあって歩くだけでも楽しい場所でし            た。

最後に、後輩へのメッセージ をお願いします
 O: 皆さんは、私たちと同じようにBPコースのインターンに手を挙げて、試験や        面接を経てパソナにインターンに来られることとなったと思います。その時点で      ほかの多くの学生よりも努力し ているのは間違いありません。大学とは比べ物      にならないタスクの量や、求められるクオリティの高さにたくさん苦労すると思      います。しかし、できる範囲で着実に取り組めばきっと達成でき ます。後悔す       ることなく、やり切ったと思って大学へ戻ることができますように、応援してい       ます。

 W:私はインターンシップでまさか東京に行けるなんて夢にも思っていなかったの で、今回インターンシップに参加させていただけたことを、とても感謝しています。東京でのインターンシップは、家族とも友達ともしばらく会えなくなるし、周りの友達がまだ学生として過ごしている中、毎日早起きをして会社に行き大人に混じって過ごす生活は
精神的にもかなりしんどくなる時期もあります。インターンシップ中は,なんでこんなにしんどい道を選んでしまったんだろうと何度も思いましたが、やり遂げた後には達成感があるし、自分自身の成長をしっかり感じることができます。しんどくなった時には、先生方やNC東京の方々、BPコースの仲間が絶対支えてくれます!
私はこの長期インターンシップに挑戦して本当に良かったと感じているので、皆さんにも是非経験していただきたいと思います!

大堀さん、渡邊さん、質問に対し丁寧に、真摯に答えてくださり有難うございました。
今後のさらなるご活躍を期待し、応援いたします!

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