2025/08/01
フロンティアサイエンス学部の長濱教授による「体験キャンパスin Tokyo」を開催しました
7月30日(水)の13:30~15:30、NC東京では首都圏の中学生・高校生を対象とした「体験キャンパスin Tokyo」を開催しました。フロンティアサイエンス学部の長濱宏冶教授に「新素材を用いた世界でオンリーワンの再生医療について」をテーマに講義をいただき、NC東京の会議室に40名の中学生・高校生や保護者の方が集まり、賑やかに「体験キャンパスin Tokyo」が開催されました。
長濱教授は、講義の前半では体性幹細胞、ES細胞、iPS細胞を使った再生医療について、各々のメリット、デメリットを参加者に分かりやすく説明されました。
後半はいよいよ長濱教授が研究をされている「新素材を用いた、注射器による損傷した組織への細胞移植」についての説明でした。まずは体温によって刺激されて液体からゼリー状になる素材のことを説明されました。その後は、実際に先生がその液体素材を体温付近のお湯に注射器で注入すると、それが液体からゼリー状になることを実験で示され、2名の参加者も実験にトライしました。参加した生徒たちは実験の様子に興味津々でした。
次に、大学院2年生の川島颯真さんが自身で取組んでいるがん治療法の研究について説明しました。これは参加者の中学生・高校生に、甲南大学では大学院生がどのような研究をしているのかを示されようとした長濱教授のご配慮と思われました。
最後に長濱先生教授は、医療には医師だけでなく、モノづくりからも貢献することができ、甲南大学ではそのような研究に取組んでいること、これを皆さんの将来の進路選択においても覚えておいてください、そして甲南大学はミディアムサイズで文系も理系も充実した総合大学ですと話され、講義を締められました。
NC東京では、本校より三日早いオープンキャンパスを開催させていただきました。

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