甲南大学 人間科学研究所

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イベント

2018/11/26
研究者・学生の方

シンポジウム「精神分析臨床に哲学をどのように役立てるのか」<4/29>

主催:甲南大学富樫研究室
共催:甲南大学人間科学研究所、一社)日本精神分析的自己心理学協会

日時:2016年4月29日(金・祝)
9:15- 受付
10:00-12:00
フリー博士講演「精神分析臨床に生かす哲学の知見」
13:00-16:00
シンポジウム(休憩含む)
場所:甲南大学18号館3階講演室

【シンポジスト】 ロジャー・フリー(サイモンフレイザー大学教授)、森 茂起(甲南大学文学部教授・臨床心理士)、西 欣也(甲南大学文学部教授・哲学)
【司会・通訳】 富樫 公一(甲南大学文学部教授・NY州精神分析家)
【指定討論】 葛西 真記子(鳴門教育大学教授・臨床心理士)

精神分析は臨床的な営みである。技法や理論が優勢だという批判、臨床実践効果としての精神分析に疑問を投げかける声はいまだに少なくないが、欧米における精神分析は90年代以降、すでにそのような批判を超え、新たな潮流を生み出している。精神分析のパラダイムシフトといわれるそういった潮流は、乳児研究や愛着研究、臨床実証研究、神経科学、哲学、トラウマ研究などの知見と対話し、それを取り入れ、影響を与えあいながら今も発展している。今回は人間が生きる苦悩に直接向き合う精神分析臨床において、哲学の知見をどのように活用できるのかについて、サイモンフレイザー大学のロジャー・フリー博士ともに考える。
※全編通訳つきですので、お気軽にご参加ください

【参加資格】 臨床心理士、精神科医、教師、ケースワーカー、看護師等守秘義務を持つ専門家や、哲学、思想の専門家の方を対象にしていますが、参加資格は特にありません。
【参加費】 無料

【申し込み方法】 お申込みは先着順です。Eメールに、①お名前、②ご所属、③ご職業(臨床心理士・医師・大学院生・そのほかの場合は具体的に)、④郵送先住所、⑤電話番号、をご記載の上、togs.psychoanalysis@gmail.comにて「富樫研究室 担当上杉」宛に送信してください。 1~2日経過しても申し込み受付の返信がない場合は、お手数ですが別のメールアドレスから再送ください。申し込み締め切りは2016年4月25日です。申し込み多数の場合は、期日を待たずに締め切らせていただくこともあります。