甲南大学 人間科学研究所

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2023/12/2
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アート・ドキュメンタリー映画「EXPO’70前衛の記憶~アコを探して」 予告編 vol .2 公開!

KONANプレミア・プロジェクト/V KONAN研究力展開プロジェクト において製作中のアート・ドキュメンタリー映画「 EXPO’70前衛の記憶~アコを探して」の予告編を公開いたしました。ぜひご覧ください。

 

出演:甲南大学学部生/メインキャスト5名 (基礎共通教育科目「芸術史」受講生:20名)

監督:寺嶋 真里(映像作家)

完成予定:2024年春

最終目標:2025年大阪・関西万博会場での上映

【映画あらすじ】 「甲南大学の授業でEXPO70を調査研究するプロジェクトが始まった。」 そのプロジェクトに参加した甲南大生の”アコ”が、EXPO70の「アコ」を探す物語。 EXPO70(1970年の大阪万博)には「せんい館」というパビリオンがあった。 そこで、松本俊夫監督の映像作品「スペース・プロジェクション・アコ」が公開されたという。 「アコ」とは、当時20歳のヒロインの名前だった。 現代を生きる甲南大生の”アコ”とその仲間たちは、

・授業で、プロジェクトチームに加わり、研究調査を重ねながら、

・専門の研究者の講演を聞いたり、討論会に参加したり、

・当時を知る人をたずねてインタビューしたり、

・様々な当時の文献や映像資料を探索・閲覧・調査しながら、 皆で協力しあって、EXPO70とその時代について徐々に深く知っていく。

やがて、”アコ”は1970年に生きる自分の姿を妄想しはじめ、幻の中で、ついに1970年の「アコ」と出逢う。 その幻想に仲間たちも次々に感染していき、そのまま皆が、EXPO70の狂騒の時代にタイムスリップ!? 1970年、大阪万博の熱気の中で、あの頃の日本人が抱いた「未来」への希望…。 「あの頃」にとっての「未来」を「今」として生きていた”アコ”たちは、 「あの頃の夢」を”我がこと”として受けとめて、これからを生きていかなければならない。 彼らは、この調査・研究プロジェクトの中で、何を知り、何を見出していくのだろうか。

  

【監督紹介】寺嶋真里(てらしままり)映像作家・映画監督 

京都芸術短期大学(現・京都芸術大学)で、映像作家・映画監督の松本俊夫に師事。

卒業後、同校に勤務。2002年に助教授を辞職、フリーの映像作家となる。

1991年、作品『緑虫』でイメージフォーラム・フェスティバル一般公募部門で大賞を受賞、

    京都文化博物館三周年記念イベントで作曲家マイケル・ナイマンと対談+上映。

1992年、水戸芸術館で映像インスタレーション作品を発表。

1994年、『女王陛下のポリエステル犬』で兵庫県立近代美術館「アート・ナウ」、

    オーバーハウゼン国際映画祭参加。

    国際交流基金企画「Maniacs of Disappearance 」展に選出され、世界12ヶ国を巡回。

1999年、『姫ころがし』でクロアチア・スプリット映画祭、山形国際ドキュメンタリー映画祭に参加。

2009年、愛知芸術文化センター・オリジナル映像作品『アリスが落ちた穴の中』を制作、

    第40回ロッテルダム国際映画祭正式招待作品として上映される。また同作は ART ALBUM + DVDとしてペヨトル工房より発売 され好評を博している。

2016年、セルフドキュメンタリー『宙ブラ女モヤモヤ日記』でイメージフォーラム・フェスティバル2016の観客賞を受賞。

2021年、カリフォルニア大学バークレー校アートミュージアム&パシフィックフィルムアーカイブにて、日本の実験映画特集プログラムで作品上映。

2022年、日本の非商業映画を中心にアーカイブ化と上映を行うアメリカの企画団体Collaborative Cataloging Japanの有料サブスクライブ、

    オンライン上映プログラムで作品が上映される。

2023年、前年に続きアメリカの企画団体Collaborative Cataloging Japanの有料サブスクライブ、オンライン上映プログラムで作品が上映される。

    最新作『遂にその時が来たのだと私は悦びに打ち震える』がロンドンで開催のQueer East Fastivalで上映された。