


※各講義で取扱うテーマは授業の進行などによって変更される場合があります。
人生100年時代となり、一人ひとりの価値観やライフスタイルが多様化している近年、個人の経済的な健全性を確保し、将来の安定を図る「金融ウェルビーイング」という概念が注目されています。この科目では、実生活で必要となる「金融関連の知識」や、長くなったセカンドライフも含めて人生の選択肢を拡大していける「金融リテラシー」のエッセンスを、演習も交えながらオンデマンド形式で体系的に学習していきます。
- 第1講「ライフイベント表&キャッシュフロー表」の実践演習
- 第2講「人生100 年時代」の「資産形成」とは?①<投資>
- 第3講「人生100 年時代」の「資産形成」とは?②<投資>
- 第4講「人生100 年時代」の「資産形成」とは?③<投資>
- 第5講「人生100 年時代」の「資産形成」とは?④<保険・ローン>、<持ち家、相続・贈与等>
- 第6講「人生100 年時代」の「資産の管理・活用策」とは?<年金>(実践演習)
- 第7講受講者からの質問への回答セッション、
講義を踏まえた「ライフイベント表&キャッシュフロー表」の実践演習
- 第8講「ウェルビーイング」・「金融ウェルビーイング」について、
「信託」と「金融ウェルビーイング」の関わり
人生100年時代と言われるようになった昨今、人生のウェルビーイングをファイナンス面から支えるために必要な資金は、貯蓄だけではなく、投資を適切に組み合わせて資産形成をしていくことが肝要です。本講義では、投資の基本的な仕組みや特性、リスクマネジメント、運用方法など、証券投資に関する基礎的な知識を習得し、実際に資産運用(証券投資)を開始できるようになるレベルに到達することを目指します。
- 第1講資産形成について
- 第2講投資のリスクとリターン
- 第3講投資商品の基礎/株式①
- 第4講投資商品の基礎/株式②
- 第5講投資商品の基礎/債券
- 第6講投資商品の基礎/投資信託①
- 第7講投資商品の基礎/投資信託②
- 第8講セーフティネット、全体のまとめ
私たちの世界や生活の大半は「企業の(コーポレート)」活動によって生み出されているが、そのほとんどが「お金」を介して成り立っています。「お金」そのものは何の価値もない印(記録)にすぎませんが、「お金」を媒介とすることで、国・人種・性別・好み・信条などに関係なく、過去・現在・将来の時を超えた多くの人々の協力が「ガバナンス(統治)」され、新しい世界が創られています。その意味で、現在の日本において「お金」や「ファイナンス」の基盤となる知識が必要とされています。私たちの投資(お金)が、どのような(世界に共通する)ルールに従って、新しい世界を創っているかの現実を知り、ファイナンスの全体像を大枠で理解することを目指します。(テキスト:林隆一『世界を創るお金のみかた』晃洋書房、2025年)
- 第1講家計の「お金」のみかた
- 第2講企業の「お金」のみかた
- 第3講「株式市場」が家計と企業を繋げる
- 第4講企業価値のみかた
- 第5講お金の「時間」価値
- 第6講お金の将来を測り、将来を変える
- 第7講お金の「リスク」価値(現代ポートフォリオ理論)
- 第8講お金の本当のコスト
生命保険ならびにその周辺知識について学ぶことにより、保険に関する金融リテラシーを身に付けます。
1生活設計の重要性を理解します。
2リスクに備える3つの手段(公的保障・企業保障・私的保障)を理解します。
3社会保険と民間保険の内容ならびに保障範囲を理解します。
4生命保険の概要を理解します。
大学生が身に付けるべき金融リテラシーについて体系的かつ具体的に学習することを目的としたオンデマンドコンテンツです。大学生対象ですが、社会人にとっても有益な内容です。講師は、金融経済教育に関わる官庁・団体の専門家があたります。金融経済教育推進会議提供の「金融リテラシー」は、毎年年度末に審査を受けたうえで次年度の開講可否が決定されます。2026年度も開講の申請を行う予定ですので、開講可否の結果が分かり次第ホームページ等でお知らせいたします。
- 第1講導入(金融経済教育の重要性)【金融庁/J-FLEC】
- 第2講人生とお金【金融広報中央委員会/J-FLEC】
- 第3講お金を稼ぐ【金融広報中央委員会/J-FLEC】
- 第4講お金と経済【金融広報中央委員会/J-FLEC】
- 第5講ライフプランを描く①【日本FP協会】人生の3大費用など
- 第6講ライフプランを描く②【日本FP協会】 キャッシュフローの分析演習など
- 第7講お金を借りる①【全国銀行協会/J-FLEC】
クレジットカード・消費者ローンの仕組みと利用上の留意点など
- 第8講お金を借りる②【全国銀行協会/J-FLEC】 住宅ローンの仕組みと利用上の留意点など
- 第9講お金をふやす①【日本証券業協会/J-FLEC】
- 第10講お金をふやす②【投資信託協会/J-FLEC】
- 第11講リスクに備える①【生命保険文化センター】
- 第12講リスクに備える②【日本損害保険協会】
- 第13講トラブルに強くなる【東京都金融広報委員会/J-FLEC】
- 第14講ライフプランを描く③【日本FP協会】 第6講課題に関する議論など
- 第15講全体総括【金融広報中央委員会/J-FLEC】
社会人等の学生以外の方を対象に大学が開講するプログラムです。すべての授業はオンラインで開講し、多忙な社会人が各自のペースで学習します。学習中に生じる質問などにもオンラインで対応しており、双方向のやりとりで学びを深めることができます。