プログラム名:海外語学講座
留学先:台湾
留学期間:2025年3月
大学に入学してから中国語を履修し始めて、中国語の世界の面白さを実感しました。基礎中国語の授業では中国人の先生から中国と台湾のお話を聞く機会が多く、中国語圏に行って語学や文化体験をしたいと思い描くようになりました。グローバル教養学環STAGEでは中・長期留学と短期留学へ行くことが卒業要件になっていることと、友だちが台湾の海外語学講座のチラシを紹介してくれたことをきっかけに、このプログラムに参加することを決意しました。
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プログラムの開講式には、甲南大学以外から来た日本人の学生が多くいました。平日の午前中は台湾華語の学習があり、午後には文化体験をしたり台湾の学生と遊んだりしました。週末には参加者全体で高雄ツアーに行き、自由時間で観光をしました。
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平日の台湾華語の授業は2つのグループに分かれており、私のクラスの先生は、皆が発言しやすい雰囲気にしてくださったので、積極的に声に出して練習したり学習したりすることができました。午前中に学んだ知識やフレーズを午後の娯楽の時間で実際に使ってみることで、さらに語学の習得に役に立ちました。1年前に台湾を訪れた時は全く話すことが出来なくて悔しい思いをしましたが、この短期留学を通じて、実用的な台湾華語を習得することができました。
また、台湾の人々の温かさにも触れることができました。現地の学生は積極的に台湾の料理や文化を教えてくれました。夜市に行くと店主が明るく接してくれたり、高雄に観光に行ったときに立ち寄ったレストランの従業員とは初対面にも関わらず、一緒に写真を撮ったり会話を楽しんだり、どの瞬間を切り取っても、この短期留学で出会った台湾人が本当に親切だったことに感謝しています。
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帰国当日の朝、台湾の学生そして他大学の日本人の学生と別れの挨拶を交わした瞬間に、この2週間の思い出が一気に蘇ってきました。台湾に来る前はたった2週間としか考えていませんでした。しかし、振り返るとこの2週間で本当に価値のある経験をすることができたと思います。帰国後も、やはり台湾が恋しいという気持ちが残っています。2年次では中級中国語を履修するので、さらに中国語スキルを伸ばしていきたいという目標があります。また、台湾での経験を生かして、中国や台湾から甲南大学に留学している学生との交流を深めていきたいです。
(グローバル教養学環 2年次 宇原 幸希)