プログラム名:海外ボランティア
留学先:インドネシア
留学期間:2025年2月~3月
インドネシアを短期留学先に決めた理由
短期留学先を探すにあたって、言語の勉強だけではなく、その国や地域で生活する人と深く関わりたい、自分自身の今までの経験などを活かしたいという思いがありました。そんな時にインドネシアで行われる日本語や日本文化を伝えるプログラムを見つけ、このプログラムでなら自分のやりたいことができるかもしれないと思い、インドネシアへの短期留学を決めました。
現地の言葉を全く話すことができない状態で留学に行きましたが、インドネシアで出会った方全員が温かく迎え入れてくださったおかげで、とても充実した時間を過ごすことができました。日本のことを伝えるためにインドネシアに行きましたが、自分自身もインドネシアのことについてたくさん知ることができたので、とてもいい経験になりました。

現地での活動
月曜日から金曜日までの7時45分から15時30分の間で、主に現地の小学校と幼稚園でボランティア活動を行いました。活動内容として、あいさつや自己紹介などで使う日本語を教えたり、折り紙を一緒に作って日本文化を伝えたり、生徒と受講した英語や算数の授業の中で分からなかった問題を一緒に解いたり、休み時間や放課後に一緒に遊んだりしました。私はインドネシア語を話すことができず、活動先の先生方や生徒たちのほとんども日本語や英語を話すことができない状態での活動だったので、初めの方はコミュニケーションをとることがとても難しかったです。時間が経つにつれて、ジェスチャーなどでコミュニケーションをとることが徐々にできるようになり、日本に帰国する時には先生方とも生徒たちともとても仲良くなれたので、インドネシアから離れることがすごく寂しかったです。

休日や空き時間の過ごし方
平日のボランティア活動後は、現地のボランティアオフィスに戻り、他のボランティアの方と一緒に夜ご飯を食べて、ホテルに戻りお風呂に入り、洗濯をし、次の日の準備をして22時頃に寝て、朝は6時に起きて準備をするという生活を送っていました。週末はホームステイに行き、ホストファミリーに現地の観光名所やショッピングモールに連れて行っていただきました。ホームステイをしない週末は、日本文化を伝えるイベントのサポートで現地の方とおにぎりや寿司を作ったり、他のボランティアの方とボロブドゥール遺跡に行ったり、スーパーに買い物に行ったりしました。


留学の学び
インドネシアでの留学を通して、言葉が通じない環境で生活することの難しさを実感しました。同時に、言葉が通じなくてもコミュニケーションをとる方法は色々あると気づかされた1か月でした。また、インドネシアは日本に比べて宗教が強く信仰されている国で、断食や決まった時間にお祈りをする文化など、日本にいるとあまり目にすることがない文化もたくさん体験することができました。この1か月間で、たくさんの経験をし、たくさんの人のやさしさに触れ、たくさんの学びがありました。
インドネシアでの1日
6:00 起床、準備
6:50 オフィスへと向かう
7:00 朝食
7:30 活動先に向かう
7:45 活動開始
15:30 活動終了、オフィスに戻る
15:45 自由時間
18:00 夕食
19:00 風呂、洗濯、次の日の用意
22:00 就寝
(グローバル教養学環 1年次 厚東 満帆)