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2026.08.05

授業・イベント

株式会社宝塚すみれ発電 井上保子氏をお迎えし、STAGE生に講義いただきました!

株式会社宝塚すみれ発電 井上保子氏をお迎えし、STAGE生に講義いただきました!

 2026年5月28日(木)に実施された「SDGs概論」(担当教員:久保はるか教授)において、地域資源を活用したソーシャルビジネスを展開する株式会社宝塚すみれ発電の代表取締役・井上保子氏を講師としてお招きし、持続可能な社会づくりをテーマとした授業が行われました。

 「宝塚すみれ発電」は、農業の担い手不足や耕作放棄地の増加といった課題に対し、地域住民が農作業に参加できる「市民農園」と「ソーラーシェアリング」を組み合わせてアプローチされています。「ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)」とは、農地で作物を育てながら、その上部で太陽光発電を行う仕組みです。農地で長期的に農業をしながら太陽光発電の売電収入も得ることができるため、農業と発電を両立させることによる農地の継続的な活用が可能となります。また、農地を「市民農園」にすることによって、市民が農業に関わる機会を創出し、担い手不足への対応や地域への周知につなげていることが説明されました。

 また、「電気の地消地産」の考えのもと、電気をつくる人と使う人を結ぶ場を作ったり、地域で発電した電気を非常用電源として活用する取り組みをされています。このような取り組みが、持続可能な農業や地域防災など、さまざまな地域課題の解決につながっていることも紹介されました。

 さらに、市民農園で収穫したサツマイモを活用した焼酎づくりなどの六次産業化(農産物の生産から加工・販売までを行う取り組み)や太陽光パネルのリユース事業など、多様な活動についてもお話しいただきました。太陽光パネルのリユース事業では、20年以上経った太陽光パネルを再利用したリース事業が成り立つことを証明されています。既存の常識をうのみにせず、自ら考え行動することの重要性や、持続可能な社会の実現に向けて試行錯誤を続けることの大切さが伝えられました。

 授業の最後には、「あなたにとって持続可能な社会とはどのようなものですか」という問いが投げかけられ、学生たちはそれぞれの視点から考察を深めました。学生からは、「持続可能性とは、大事にしたい人のつながりや地域文化を未来につないでいくことでもあると感じた」「環境問題だけではなく、地域社会や災害対策、人とのつながりなど、さまざまな視点から持続可能性について考えることができた。」「持続可能な社会は国や企業だけが取り組むものではなく、普段の生活の中にも持続可能性につながる行動がたくさんあることに気づいた」といった感想が寄せられました。

 今回の授業を通して、学生たちは地域や社会の課題を多角的に捉え、自ら考え行動することの大切さについて理解を深める貴重な機会となりました。

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