
知財ビジネスアイデア学生コンテストで甲南大生が審査委員特別賞を受賞しました!
2022年1月29日、「知財ビジネスアイデア学生コンテストPaProSo」(近畿経済産業局主催)のパテント部門にエントリーした学生チーム「だんご3兄弟」が、審査委員特別賞(パテント部門)を受賞しました!
学生のチーム構成は学部も学年もバラバラ。
通常の講義では出会うことがなかった出場学生3人にインタビューしました!
ミーティングの様子(左から橋本さん(経3)、平谷さん(理1)、入谷さん(理3))
受賞されたアイデアについて簡単に教えてください!
ケチャップやマスタードなどに利用されている2つに折って内容物を取り出す容器”パキッテ”に、薬と服薬用ゼリーをいれて、どこでも薬を飲めるようにするというアイデアです。
実際にパキッテを製造している株式会社ディスペンパックジャパンに連絡をとり、試作品の製作やコストの試算など、色々とご協力頂けたことで、実現可能性の高いビジネスプランにすることができました。
~知財ビジネスアイデア学生コンテストPaProSoとは?~
本コンテストでは、近畿地域の大学生及び大学院生が、社会課題解決をテーマとして、若い感性による発想力や企画力をもとに、3部門で新たなアイデア(①パテント部門:既存の特許技術を活かした新事業、②プロダクトデザイン部門:社会課題解決を目指すプロダクトデザイン、③地域ブランドデザイン部門:地域ブランド活性化を目指すビジネスプラン)を検討し、その成果を発表します。
ファイナルステージでは、エントリーのあった8大学・26 チームから一次審査を通過した、12 チームが、近畿経済産業局長賞(各部門ごとに1 チーム)、関西みらい銀行賞(近畿経済産業局長賞受賞チームから1 チーム)、審査委員特別賞(全部門通じて4 チーム)を目指してプレゼンテーションを行いました。
~チーム「だんご3兄弟」メンバー~
リーダー 平谷 悠(理工学部・1回生)
入谷 日奈美(理工学部・3回生)
橋本 侑樹 (経済学部・3回生)
指導教員 渡邉 順司(理工学部・教授)
~提案内容~
「“パキッ”と“ハッピー”に! Free from water.~プラン001~」
ちょっと待った!その服薬の仕方大丈夫?
服薬に伴う問題を解決するため、場所を選ばず、安全に薬を飲むことができ、薬の飲み忘れを防止する製品を考えました。この製品は食品などで広く普及している株式会社ディスペンパックの商品パキッテに使用されている特許を活用し、パキッテ内に薬と水や服薬ゼリーを入れることによって、いつでもどこでも水無しで薬を飲むことができる薬の飲み忘れを解決する製品です。
~実際のプレゼン動画~