甲南大学地域連携センター

KONAN INFINITY

学生からの活動報告No.108

活動を通じて、勉強という目的と、子供たちがやりたいことを両立させることの難しさを実感しました。普段の生活で子供と関わる機会があまりないため驚きましたが、自分が思った以上に子供の集中力は短く、勉強を辞めて早く遊びたがる子が多かったです。そのため「これが終わったら一緒に遊ぼう」という明確な目標を示してあげることで、子供のやる気を起こさせ、自習を促すことができました。このことから、勉強のやる気を維持することはもちろん、遊ぶことができるというモチベーションの調節が重要であると学びました。

 また、たくさんの子供がいる中で一人一人が主張する意見を全て汲み取ることに苦戦しましたが、まずは子どもたちの考えに耳を傾ける姿勢をもち、丁寧に反応したり褒めてあげることで子供の成長につながると感じました。活動の中で子供同士の喧嘩も起きましたが、大人が一方的にどちらが悪いと決めつけるのではなく、双方の考えを踏まえて解決することが大切だということにも気付くことができました。

 

文学部社会学科 3回生 村川真柚